中1の子たちは、初めて学年順位が出る『1学期中間テスト』があった(一部の中学を除く)。
小学校のテストとは違い、中学校の定期テストは“準備が必要”であることを知ったであろう。
さて今回の日報は、中学生及び高校生の
「思ったよりもテストが取れない。」
「本当はもっと良い順位のはず。」
「ウチの子は、本来の力が発揮できていない。」
という“本当はもっとできた”と思っている子、または保護者に向けて書いてみたい。
結論から言おう。
“本当はもっとできた”と思っている子たち。
きっと君たちは“本当にもっとできている力”があるのであろう。
しかしテストというのは“点”である。※ここで言う“点”は、“得点・点数”ではなく“特定の場所・位置”の意味。
単元を“線”とし、教科を“面”とし、学習能力を“空間”とした中での“点”である。
具体的に“点”を“色の玉”としてみる。
“色の玉”を1列に並べたものが線となるわけだ。
“赤色の玉”を取りたい場合、赤い玉のみを並べた真っ赤な線からであれば確実に取れる。
しかし赤色の玉が90%、黒色の玉が10%混ぜて並べた“赤黒い線”からだと、“黒色の玉”が取れる場合もある。
つまり『できた問題』を“赤色の玉”とし、『できなかった問題』を“黒色の玉”と考えると、「ほぼ赤色の線でも、赤色の玉が取れなかった」ということが「本当はできている単元なのに、点数が取れなかった」ということになる。
似たようなものが、身近にある。
それは写真である。
良い表情の時もあれば、イマイチの時もある。
写真という“点”で高得点を取れる子は、普段から準備ができている『写真慣れしている子』であろう。
顔のアングル、表情、ポーズなど、過去の自分の写真を見て、自己分析がしっかりできている。
まさに『テストで良い結果を取り続けている子』と同じである。
しかしそんな子にも、試練はやってくる。
タイミングの悪い撮影者や、強風や直射日光などの突然の自然災害、体調不良での顔に変化等々…。
記念すべき日の一生残る“半目の写真”は、まさに汚点である(苦笑)。
そう、準備していてもダメな時もあるということだ。
成績優秀な諸君。
君たちも多少のミスは、安心して良し!!
話を戻そう。
では「本当はもっとできた」と思っている子たち。
君たちはどうすればいいのか?
それは冒頭にも書いた“準備が必要”ということだ。
赤色の線からは、確実に“赤色の玉”は取れる。
赤色の玉が90%、黒色の玉が10%混ぜて並べた赤黒い線からは、90%の確率で“赤色の玉”が取れる。
黒色の線からは、“赤色の玉”は取れない。
「どうせやっても意味がない」「頑張っても“赤色の玉”は取れないかもしれないんでしょ?」というのは、努力不足または準備不足の戯言である。
準備をすれば成功確率が上がり、失敗確率が下がる。
成功したければ準備をするのだ。
準備なくして成功はない!
余談ではあるが、僕は写真を撮られるのが苦手である。
どうしても撮らなくてはならない時を除いては、なるべく写らないようにしている。
「写真を撮られるための準備不足だ!」
などと言わないでいただきたい。
僕は画像ではなく記憶の中で生き続ける存在でありたいと願っているのだ。
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