ちょうど3週間前の2024年3月1日・金曜日、天気は晴れだった。
この日は娘の高校の卒業式。
2021年、3年前の春、息子の高校の卒業式。
コロナによる人数制限があったため、僕は残念ながら彼の卒業式に参加できなかった。
夫婦で参加する高校の行事は久しぶりだった。
娘の卒業式。
体育館で何を卒業生や在校生は歌うのかな?
少しだけドキドキしていたら、会のスタートは国歌斉唱。
そう
「君が代」
久しぶりに歌ったが、歌詞はすらすら口から出てくる。
校長の式辞
在校生の送辞
卒業生の答辞
などの後に。
卒業の歌、送別の歌として
「仰げば尊し」と
「蛍の光」の斉唱があった。
2曲とも久しぶりに聞いても…
君が代同様、歌詞はすらすら口から出てくる。
そして最後は高校の「校歌」
娘の通学していた高校の校歌を初めて聞いた。
待てよ!
これって30年以上も前に行われた俺らの卒業式の曲目と変わらんやん!
正直、夫婦で驚きを隠せなかった。
卒業式から10日後、3月11日(月)の中日新聞の記事にこのようなものがあった。
「卒業式、何を歌った?」
上記の記事を興味深く拝見した。
記事によると。
40代以上…「仰げば尊し」が最も多く歌われている。
50代以上…約9割以上が「仰げば尊し」を歌っている。
50代以上…約7割超が「蛍の光」も歌っている。
1990年代半ばまでこの2曲が定番だったとのこと。
ドラマ「金八先生」の話も載っていた。何だかとても懐かしい。
次に。
30代以下…「旅立ちの日に」が最も多く歌われている。
20代…9割が「旅立ちの日に」を歌っていた。
10代の14%、
20代の23%、
30代の51%が「仰げば尊し」を歌っている。
帰宅後、この春、大学4年生になる息子に「卒業式の定番ソング、仰げば尊し、知ってる?」
って聞いたら…
「聞いたことあるけど、歌えないよ」と返事が返ってきた。
「マジか!」
「蛍の光、これは知ってるよね?」
と聞いたら。
「もちろん知ってるよ」との返事。
ついでに娘に。
「今日、卒業式で歌った、仰げば尊し、今、歌えるよね?」
と聞いたら。
「歌えない」との返事。
「え、何で?午前中、卒業生みんなで歌ってたやん」
と再度、聞いたら…
「実は全部歌えないんだよね、ちょっと昔の言葉が入ってるよね、あの歌」
どうでもいいやり取りが続いた(笑)
ちなみに僕は「旅立ちの日に」を歌うことができない。
というか、まともに歌自体を聞いたことがない。
卒業と言って思い出すのはやはりこの曲。
尾崎豊の「卒業」
ちなみに目黒先生は尾崎の大ファン。
高校を卒業後、大学生の時にカラオケボックスで大声で歌っていたことが懐かしい。
この日報を書きながら久しぶりに尾崎が聞きたくなった。
最後に。
幸田校の新6年生に卒業ソングの話をした。
「みんな、蛍の光、知ってる?」
と聞いたら。
ある生徒がこのように答えてくれた。
「先生、僕、この歌、知ってるよ。これって百均の〇イソーの閉店ソング!」
心の中で。
「まじか」と思ったけれど。
〇イソーの閉店間際に店舗にいたことがないから僕には詳細は分からない。
よって、この生徒の発言に対して。
「そうなんだ」と答えることしかできなかった。