Work Hard, See Results.(安)
「ダビド・ビジャ」
この名前を聞いたことがあるだろうか。
2010年サッカーワールドカップで優勝し、得点王にも輝いた超有名サッカー選手だ。
ただ、彼のキャリアは最初から輝かしいものではなかった。
他の選手と比べると体格は恵まれたものではなく、サッカー選手としてデビューしたのはトップレベルの1部リーグではなく1つ下の2部リーグ。そんな彼が得点王に輝くために何をしたのか。あるテレビ番組でこう話していた。
『得点を取るために特別なことをしたわけではない。才能は重要だが、ゴールを取れる選手になれるかは別の話。大事なのはハードワーク。ポジションに限らず、必要なトレーニングをする。一人のサッカー選手として。才能は必要だが、才能の差を埋める日々の努力ができるかどうか。ハードワークで才能を磨く。』
世界最高峰で戦った選手でさえ、当たり前の事を当たり前に行う重要性を口にしている。
これはどの分野でも、誰にでも当てはまるのではないだろうか。
太文字部分を自分の状況に置き換えてみてもらいたい。
例えば、
『満点を取るために特別なことをしたわけではない。才能は重要だが、優秀な成績を取れる生徒になれるかは別の話。大事なのはハードワーク。科目に限らず、必要なトレーニングをする。一人の中学生or高校生として。才能は必要だが、才能の差を埋める日々の努力ができるかどうか。ハードワークで才能を磨く。』
さらにワールドカップで優勝した理由については、次のように話している。
『ゲームの入り方がよかった。だから、そこから次の試合に臨むことができた。他の代表よりも優れていたわけではない。ただ、他よりも調子が良かった。優勝できた理由はこういった些細なことだ。』
新中1そして新高1の卒業生はスタートが大事ということを知ってもらいたい。
スタートがいいから次に繋がる。そもそもワールドカップのようなスケールの大きい話が迫っているわけではない。ただ、初めての環境での初テスト。スケールは違うけれど緊張が避けられない点は共通しているだろう。どの状況でも準備を怠らず、調子のいい状態でいいスタートを切ってもらいたい。
『最初の入り方がよかった。だから、そこから次のテストに臨むことができた。他の中学生・高校生よりも優れていたわけではない。ただ、他よりも調子が良かった。成長できた理由はこういった些細なことだ。』
目の前のことを丁寧に、ハードワークしよう!