今年から大幅に中学生の教科書改訂が行われた。
特に「英語」は大改革と言っていいほど、すさまじく変化。
興味がある塾生はネットで調べてみてね。
現在の教科書が過去の教科書に比べてどれくらい難易度が上昇しているのか!
一目瞭然で分かる記事がネット上にいっぱい出てくるぞ。
英語に関しては過去の教科書事情を知らない中学生より過去に指導経験がある教師側のほうに戸惑いが多いようにも感じる。
私も一人の英語の教師として、日々どのように授業を進めていけばよいかを目黒先生・安田先生とともに真剣に考えている。
そしてお二人の鋭い指摘からたくさんのヒントをいただいている。
英語の教科書の大幅な改訂は昨年の冬あたりから噂になっていた。
何となく凄いことが今年から起きそうだと感覚では分かっていた。
そして、案の定、凄いことになっていた(笑)
実は教科書改訂で気になっていた教科が英語以外にもある。
それは
「国語」
特に文学作品はどの学年に何が掲載されているのか?
非常に気になっていた。
ワクワクしながら
調べてみると・・・
「掲載作品」国語(光村図書)
中学1年生・・・坊ちゃん(夏目漱石)
中学2年生・・・走れメロス(太宰治)
中学3年生・・・高瀬舟(森鴎外)
何と、昨年までと・・・
変更がなかった!!!
私自身、小学生のときに「注文の多い料理店」を学校で習い、宮沢賢治に興味を持ち、その後「銀河鉄道の夜」を読んだ。ちなみに「よだかの星」は学芸会、学年全員で演じた。
その後、芥川龍之介「羅生門」、太宰治「人間失格」、三島由紀夫「金閣寺」など。
少しだけ文学作品と呼ばれる本を読めない漢字と戦いながら読み進めた記憶がある。
途中で挫折した文学作品は情けないかなたくさんある。
読み継がれる作品にはそれなりに理由がある。
そんなことはもちろん分かっている。
分かっているけれども、いきなり生徒たちに名作を紹介してもハードルが高い。
興味を持ってもらいにくい。
うーん。どうしたものか!
何か小学生にも読みやすい「名作の入門書」はないものだろうか?
そんな矢先、先日、1冊の素敵な本を見つけた。
これなら小学校の高学年の生徒たちにも名作を身近に感じてもらえるかもしれない。
理由はこの本が「漫画」だから。
しかもどの名作も10ページ程であらすじが分かってしまうという優れもの。
その本がこれ!
有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
前回の4月14日のブログは卒業生向けに書いたもの。
本日は小学生の高学年向け。もちろん中学生が読んでも全く問題なし。
掲載されている名作はこんな感じ。
中学生、いや小学生でも知っている名作はいくらかあると思う。
私が大昔に読んだ名作もちらほら。
もし、この本で各名作10ページほどの漫画を読み、その名作が気になったら、全文すべてを読んでみてほしい。
難読漢字と戦うことも今後の学習に間違いなく好影響を与えると思うから。
実はこの本には他に2つのシリーズ本が存在する。
必修すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。
写真の2冊の本。これら中に掲載されている名作は伏せておくので、興味があればネットや書店などで調べてね。
知っている、聞いたことがある名作にきっと出会えるはずだから。
ところで
あと1週間足らずで今年もゴールデンウィークを迎える。
なかなか今のコロナの状況では気楽に友達の家に遊びに行くこともままならない。
ましてや家族で遠出することもとても難しい状況。
こんなときこそ自宅で文学作品を読む、あるいは名作と言われる映画を見てはどうだろう!
あるいは・・・
本日の日報のサムネの写真は英語の「教科書DVD」
2500円と少しお値段は高いが、教科書本文の内容がすべて映像化されている優れもの。
こんなDVDを見るのもどうだろう?
最後は前回(4月14日)のブログと同じ文言で。
前回のブログの最後にも書いたけれど、明日よりドラゴン桜2が始まる。
大学受験が舞台のドラマだけれども、小中学生が見ても「受験とは何か」を感じてもらえるはず。
こんなドラマを見るのもどうだろう?