本日の日報は土の中を必死に歩いていく「蟻」の姿と大空を悠々と舞う「鷹」の姿を想像した後で、読み進めてほしい。
想像してくれたかな?蟻と鷹!
ところでみんなはこの言葉を聞いたことがある?
「蟻の目と鷹の目」
よく、社会人向けの書籍には、こんなフレーズが書かれている。
「目標達成のためには蟻の目と鷹の目で物事を見る必要がある」
蟻の目・鷹の目で見るということ=何かを始めるときに両方の視点で物事を見るということ。
もちろん、何か問題に出くわした時にもこの2つの目はとても重宝する。
こんな風に書いてみると小中学生のみんなには分かりやすいかな?
「蟻の目」=目の前のことを見ること
「鷹の目」=全体像を見ること
では、上記の内容を中学3年生向けにアレンジしてみると。
今日から1週間後の1月20日、この日で夢現塾に通うほとんどの中学3年生は学年末テストを終えることになり、もう中学で行われる定期テストは存在しない。
「蟻」の目で戦ってきた定期テストが終了することになる。
テスト以降は「鷹」の目を持って、全体を見渡しながら入試に向けた勉強をしていかなくてはならない。では残された時間はどれくらいあるのだろうか?
1月20日からカウントしてみると本番の公立高校の入試までは残り40日少々。
5教科に割り振ってみると。
1教科あたり8日間。
もちろん、睡眠時間など様々な時間を省いていくと、残された時間がそんなに多くない現実に気がつくと思う。
何をしたらよいのか迷路
そんな迷路に、今後、もしみんなが入り込んでしまったら、鷹の目を意識してみよう。鷹が空から迷路を見れば、どこが出口かはすぐわかるというもの。でもそんな迷路からなかなか抜け出せない、蟻の目しか持てない、そんな場合はいつでも我々教師を頼ってくれれば大丈夫。
本日の日報は、目の前の学年末テストに全力で取り組んでいる中学3年生向けのもの。
少しだけ先を見ながら、納得できる結果を残してほしい。
今、自分の弱い心に打ち勝って勉強しているこの瞬間が最高の思い出になるはずだから。
最後に、ここから勉強に行き詰った時に思い出してほしい言葉を記して、本日の日報を締め括りたいと思う。
僕が今まで社会人として生活してきた中で、やることが一杯、何から手をつけていいのかわからない。そんなピンチな状況に立たされた時にいつも思い出してきた言葉。
それは
「選択と集中」
多くのやるべきことから、まずは一つを選び出す→選択
その一つのことだけに専念する→集中
まずは時間がかからないものを選び出し、その一つに集中、終わらせる。
その達成感を次に繋げて、また別の一つに集中して、それも終了させる。
これを繰り返すだけ。単純なことだけど、効果はてきめんだから。
参考にしてもらえたらとても嬉しい。
ちょっとだけもう一言。
附属岡崎中のみんな、初日の学年末テストの出来具合はどうでしたか?
残り2日間、全力を尽くしてほしい。
健闘を祈る!