今年は実家のある長野にも帰省せず、じっとしている正月だった。
普段のように帰省や初詣等、人が多く賑やかなところに行けないことに寂しさを感じた。
家にいる時間、妻が見ていたテレビを何気なく見ると、今年も視聴者の夢を叶えてあげよう企画のテレビをやっていた。
前回はピアノの猛練習を積んで、見事な演奏をやり遂げたおじさんに感動したことを日報に書いた。
今回もその番組から一つ。
ある女性が教員採用試験でくじけそうになっていた時に、芸能人からの手紙で励まされた。
「やればできる。」
彼のトレードマークの言葉を書いた手紙が心の支えとなり、大変な採用試験を最後まで頑張りぬき、見事先生への道を開いたのだという。
番組では涙ぐみながらお礼を言う女性の姿を見ながら僕もウルウルしながら見ていた。
そう、その芸能人は、先日高橋先生の顔に差し替えて日報お休みのお知らせに使われていた、ティモンディの高岸だ。(笑)
ティモンディと言えば、野球の名門高校で野球部に所属していたコンビであることはよく知られている。
高岸も高身長を生かし、ピッチャーとして将来を期待されていた。
しかし、怪我がもとでプロ野球選手の夢をあきらめたという過去がある。
どうしてもネタとして見てしまうが、「やればできる」は大きな挫折を経験した彼の大切な言葉なのだろう。
今年も出来る限り生徒を元気づけていきたい。
受験生はいよいよこれから学年末テスト、入試本番と大きな試練が連続してくる。
「先生の言葉で頑張れました。」
そう言ってもらえるよう、僕も頑張ろうと思う。
追伸
相棒の前田はそんな高岸をプロ野球のマウンドに立たせることが夢だったという。
昨年、芸人としてある程度有名になったことにより、プロ野球の始球式にゲストとして呼ばれた。
始球式とはいえ、憧れのマウンドに立ち、号泣しながら投げた動画を探し、見てまたウルウルしてしまった。(^^;)