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三冊の本（岡） | 愛知県岡崎市・幸田町の夢現塾

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三冊の本（岡）

2020.10.26

「今日は〇〇先生がおやすみなので、岡田先生でーす！！」

最近、先生たちのおやすみの関係で代わりに授業に行くことが多い。

自分が担当している校舎なら必要ないのだが、はじめて行く校舎や初めての生徒に会う時は必ず自己紹介をすることになる。

人前に立つ仕事をしているが、昔から（実は今でも）自己紹介というものが苦手である。

意見を言ったり発表したりするのはいいのだが、「自分のことを話す」ということには少し抵抗がある。

名前や出身、生年月日等のデータを話す分にはいいのだが…

おもしろエピソードや、趣味・特技などを聞かれると困ってしまう。

好きなことや、やっていて楽しいことがないわけではない。

ディズニーランドは好きだが、加納先生のように頻繁には行かず３年に１度くらいだし。

音楽も好きだが、最近の流行の曲は全然知らないし。

テレビも見るが、決まった好きな番組はなく、流し見をしているだけだし。

コナンやドラえもんやサザエさんも好きだが毎週見ているわけではないし。

剣道も得意だったが高校生以来やっていないし…。

自分はふだん何をしているのだろうと不思議に思う。

改めて趣味や特技と言われると、上には上がいるし、いつもやってるわけじゃないし、好きだけどなにかエピソードがあるわけでもないし、ちょっと盛って話して「言ってみて」「やってみて」と言われたらそれはそれで嫌だし…。

などとぐちぐち考えてしまい、最後にはその欄を空白もしくは「なし」と書いて終わってしまうのである。

そんなことを考えている時・・・

こんなお話に出会った。

そう、中３夏期講座のテキストに出てくる片岡義男さんの「ピーナッツ・バターで始める朝」という随筆文だ。

内容は、次のようなものだ。

～～～～～～

筆者は書店で本を三冊買うことを楽しみにしている。本を三冊選ぶとなると、その組み合わせはとんでもないものばかりで、笑いたくなるようなものがしばしばある。しかし、一見関係のないような本のとりあわせでも、その本は自分の興味関心によって集められており、三冊の本を見るとその人のとなりがわかるからおもしろいというものだ。

～～～～～～

本か…。

ということで、今日はわたしの本棚を紹介しよう。

と言っても真面目な参考書などは会社に置いてあるため、今日は完全にプライベート内容となる。

まず１冊目はこちら。

漫画伝記シリーズである。

買ってもらったのは小学生の時だが、今も大切に保管してある。

学校や図書館で借りて読み、特に気に入ったものや、レアでなかなか借りることができないものを中心に買ってもらったのだが。お気づきだろうか…。

かわいらしい女の人の伝記しかないことに。（笑）

特にお気に入りはクレオパトラで、エジプトのために生き、機知に富んだ彼女の振る舞いはとてもおもしろい。

おかげで、エジプトが好きになった私は、名古屋で開催中のエジプト展にも先日足を運んだ。

２冊目はこちら。

岡田先生の大好きな犬夜叉である。

また、漫画じゃないかって？申し訳ない。

小説の類が本棚からごっそり抜け落ちていました。（泣）

犬夜叉を知らない人に説明すると、犬の妖怪と人間の間に生まれた半妖（半分妖怪、半分人間）の犬夜叉が悪い妖怪を退治しながら成長していく物語である。

犬夜叉好きを拗らせた岡田先生は、大学で妖怪の研究がしたいと思い歴史の学部に進学。しかし諸先生方に想像の世界の話だから難しいよと言われ、しぶしぶ妖怪を倒す側の陰陽師の研究をしました。

３冊目はこちら。

カクテルの図鑑。

大学時代、ホテルのカフェ＆バーでアルバイトをしていた私はバーテンダーの作る美しいカクテルに魅了され購入。

お酒があまり得意ではないため、作って飲むわけではないが、お客さんからこれ作れる？と言われた時にピンと来るようになったり、オーダーが入った時に準備が早くなったりととても役に立った。

たかがドリンク、されどドリンクである。

美しいカクテルは本当に芸術のようで、新しくレシピを考案するバーテンダーの方はとてもすごいなぁと尊敬している。

ちなみにわたしの１番好きなカクテルは「シャーリーテンプル」。

ジンジャエールにグレナデンというザクロからできたシロップを入れたもの。もちろんノンアルコールです。よかったらジンジャエールで作ってみてね。オシャレですよ！

さてさて、３冊と言われたのですごく迷ったがこの３つ。

わたしの人となりがなんとなーく伝わっただろうか。

勘違いしないでほしいが…。

真面目な本もあるんだからねっ！！！！！