10/7(水)の朝、ルーティンのFacebookチェックをする。
大阪に住むFacebookフレンドのMさん(会ったことはないが、同じ趣味で意気投合。頻繁に会話をする)の投稿
「エディさん、亡くなったんか~」に、どちらの「エディさん」だろ?とは思いつつも、そのときはさほど気することもなかった。
というのも、Mさんは僕なんかが到底及ばないほどの”マニア”で、先日も僕が全く知らないバンドのヴォーカルの死を、いち早くアップしていたからだ。
そしてその日は、愛知県美術館で開催中の『古代エジプト展』に行くため車に乗り、何気なくFMラジオ(ZIP FM)をつける。
ラジオからは
VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の1stアルバム『炎の導火線』(1978年)の2曲目『ERUPTION』が。
ZIPでインスト(歌がない演奏のみ)って珍しいなぁ・・・!?・・・もしかして・・・。
Facebookフレンドが言っていた「エディさん」とは、世界的ロックバンド
VAN HALENのギタリスト「エドワード・ヴァン・ヘイレン」のことだったのだ。
1978年のデビュー以来、世界中のロックギタリストに影響を与え、ライトハンド奏法(ギターの弦を右手で押さえて音をだす弾き方)を世界に広めたレジェンドギタリストだ。
高校1年の夏にエレキギターを買って、(全然上手くできなかったが)すぐにマネをしたのが懐かしい。
享年65歳、ガンによる闘病の末その生涯に幕を閉じた。
その後、各ミュージシャンのFacebookは、エディへの追悼メッセージで溢れかえっていた。
また日本ではミュージシャンだけでなく、加藤官房長官までもが哀悼の意を表したことがニュースになった。
記者会見で日本の官房長官が追悼するギタリストが、かつていただろうか。
それほどまでに世界中が悲しみに包まれたのだった。
ああ、また大好きなミュージシャンが一人、天国へと旅立ってしまった。
「一度もLIVEで観たことないのに~!!」
最後の来日公演は2013年、
「次こそは!」と思っていたところだったのだが・・・・。
そういえば僕の大好きなミュージシャン達は、皆50~60代ばかり。(中には70歳過ぎも!!(笑))
『次がある』とは考えない方がいいなぁ~と、しみじみと思う今日この頃である。
さて、
VAN HALENと言えば、初代ヴォーカリストのデヴィッド・リー・ロスの「JUMP」や「PANAMA」が定番曲だが、僕が好きなのは2代目ヴォーカリストのサミー・ヘイガー時代だ。
それも”超名盤”の呼び声も高い「5150」(1986年)の4曲目、
「DREAMS」を紹介したい。
ギタリストであるエディがキーボードも弾く、ポップで軽快なロックナンバーだ。
歌詞もいいでしょ?
So baby dry your eyes
愛する人よ涙を拭いてくれ
Save all the tears you’ve cried
流した涙は大事に取って置くんだ
Oh, that’s what dreams are made of
その涙が君の夢を創るんだから
‘Cause we belong in a world
何故なら俺達が住むこの世界は
that must be strong
とてつもなく強いに違いない
Oh, that’s what dreams are made of
俺達の夢はそんな世界から生まれるんだ