大学時代からのつきあいの、古い友人がいる。
年に5~6回は一緒に出かけたり、お互いの夫婦2組で京都を旅行したりと、僕の妻も気兼ねなく話せる間柄だ。
しかも僕と友人とその奥さまの3人は、元々同じ大学の、同じサークルの、同じバンド仲間!?
この20年以上のつきあいの3人の仲に僕の妻が入る、なんとも不思議な気分になることもしばしばだ。
そんな友人宅で、昨日は手打ちそばをごちそうになった。
元々は友人のお父上が趣味で始めたものの、年齢を重ね、体力的にそば打ちが厳しくなったという。
そこで友人が、「誰もやらないなら仕方ないからやろっか。」と、軽い気持ちで始めたそうだ。
ただ、始めた当初はとても人に出せる代物ではなかったという。
しかし、本人は謙遜するがいまやその腕はプロ並!!
ちょっとした有名店と同じレベルだと、僕と妻は毎度絶賛している。
※1番大事な粉に水を加えるところは、妻の日本酒を買いに出かけていたため写真がありません(笑)
最後の切るところだけ少しやらせてもらったのだが・・・
うどんのような太さのお見苦しいそばとなったため、写真は割愛いたします(笑)
「40歳を過ぎてから始めたこのそば打ちで、どう、店開けるんじゃない?」
という僕の問いに笑いながら、
「いやいや、2回打つのが限界だわ。職人みたいに何度も同じ品質のそばを毎回打てないよ・・・」
と言うが、このレベルのそばを商品化できないのは、実に惜しい・・・と考えてしまう。
築100年以上の彼の実家の母屋で頂くそばは、その雰囲気も相まって、毎回「非日常」を味合わせてくれる。
今回も妻と二人、お腹いっぱいにさせてもらった。
その彼は、大学時代からの
「友人」というだけでなく、30歳まで全く違う仕事をしていた僕を、この世界(塾業界)に誘ってくれた
「恩人」でもある。
『彼がいなければ今の僕はいない・・・。』
そう思える親友のひとりである。
そんな彼が、昨年、長い塾教師の道から新たな道を踏み出し、さらに「そば打ち」というスキルまで身につけている。
それに対して自分は・・・う~ん、筋トレは続いているものの、「新たなスキル」は身につけていないなぁ・・・と反省しかりだ。
今年は何か新しいことにチャレンジしたい、そんなことを思わせてくれた休日の午後であった。
※アイキャッチ画像はあくまでイメージです。「ボルダリング」・「ロッククライミング」に「挑戦」するつもりは、微塵もありません!!(笑)