【昨日の日報からの続き】
僕は“西尾自動車学校”に電話をかけた。
受付担当の女性の方が出た。
その瞬間に僕はハッと気が付いた!
この冷め止まない興奮を、自動車学校の『誰』に『どのように』伝えればよいのだろうか…。
「看板のことでお聞きしたいことがあるのですが…。」
「看板ですか?」
向こうも戸惑い気味である。
とりあえず誰に伝えてよいか分からないので、この女性に話を切り出してみた。
「私は夢現塾という学習塾の高橋と申します。怪しいものではないのですが…。」
十分怪しい…。(苦笑)
「看板の『抹茶より濃い教習』というキャッチコピーについて、少しお尋ねしたいことがありまして…。」
「キャッチコピーですか…?」
十分怪しまれている…。(苦笑)
「広報担当の者が教習中ですので、後ほど電話をかけさせます。」
しかしこの日、電話がかかってくることはなかった…。
翌日、恐る恐る再び電話をした。
そして広報担当の方へと、代わってもらった。
広報担当の方は、優しそうな声をした男性の方であった。
この広報担当の方に、僕の素性を丁寧に伝える…。
そしていよいよ本題へ。
「看板のキャッチコピーに、なぞかけ的な意味合いも込められているのではないかと思いまして、考えてみたんですが…。」
「えぇ。」
「「抹茶」とかけて「自動車学校」と解きます。」
「ほぉ。」
「その心は、どちらも
『粉買ったら、湯が来るまでは何もできないでしょう(来なかったら、Youが車では何もできないでしょう)』
いかがでしょうか?」
「おぉ~。」
担当の方から、小さな感嘆の声が上がった。
なぞかけ的な要素はないようだった…。(苦笑)
そしてここで、もう1つの本題を切り出した。
「夢現塾の日報に、西尾自動車学校様の看板の写真を使用してもよろしいでしょうか?」
すると広報担当の方から、こんな素敵な言葉をいただいた。
「じゃんじゃん使ってください!」
西尾自動車学校様。
お忙しい中『抹茶よりも濃い対応』ありがとうございました。