3月から我が家では、犬2匹とカエルに加え、ベタという魚を飼っている。
水槽の中を覗く私の姿を見つけるや否や、えらを大きく広げて威嚇を始める。
どうやらガラスに映る私を、自分と同じベタだと思っているらしい。
エリマキトカゲのように横にも縦にもえらを広げ、「来るな!」と言わんばかりの迫力である。
毎日同じことを繰り返しているにもかかわらず、一度も「この相手は違う」と気付かないところが何とも愛らしい。
また我が家のベタはオスのため、子育て用の「泡巣」を作る。
水面に小さな泡を一つひとつ積み重ね、何時間もかけて立派な泡巣を完成させるのだ。
ところが、我が家では三日に一度、水替えをするため、当然そのたびに彼の作品は跡形もなく消えてしまう。
水替えが終わると、水面をじっと見つめ、真っ先に泡巣を探す姿がどこか切なそうに見え、少し申し訳ない気持ちになる。
しかし翌日には、そんなことは気にしていないかのように、また一つずつ泡を積み重ね始めるのである。
またときどき起こるのはヒレ裂けだ。丁寧には扱っているつもりだが、どうしても水質の状態や外的要因で起こってしまうときがある。
が、再生用の液を数滴入れてあげると、翌日には驚くほどきれいになっているのだ。
ベタ自身の生命力なのか、それとも薬の力なのかは分からない。
それでも、「傷ついても元に戻ろうとする力」をこんなに小さな体でも持っていることには、毎回感動している。
普段は元気いっぱいに泳ぎ回っている一方で、眠くなるとお気に入りの葉っぱの上にちょこんと乗り、気持ちよさそうに眠っている。
休むときはしっかり休み、起きているときは、何度壊されようとも泡巣作りをやめることはない。
彼らの本能であることはもちろん分かってはいるが、小さな体でも一生懸命生きることに励んでいる。
さて、今週から長い夏休み、そして夏期講座が始まる。
夏は好きに使える時間が増える分、遊びすぎてしまったり、反対に勉強を詰め込みすぎてしまったりと、時間の使い方が難しい時期でもある。まさに自由の代償だ(笑)。
だからこそ、この夏は「集中する時間」と「休む時間」のメリハリを意識して過ごしてほしい。
集中するときは思い切り集中する。疲れたらしっかり休む。
そんなベタのような、betterな時間の使い方ができれば、長い夏休みもきっと充実したものになるはずだ。
夏期講座でみんなと一緒に頑張れることを楽しみにしている!
※ブログ内のベタは我が家の子ではありません