気のせいなのか、昔に比べて街灯の光が暗くなったように感じる。ネットを見ると、同じような感覚を持っている人が少なからずいるようだ。
今までが明るすぎたから明るさを抑えている、LEDに変えたので暗くなった、省エネで街灯の本数を減らした、ある組織の陰謀・・・など様々な理由が書かれていたが、どれも確証はない。ただ、意識的に街灯の光を変えている場所があることが分かった。そこは、田んぼ周辺。
植物にとっては、ろうそくほどの明るさであっても、迷惑なほど明るいそう。植物は花を咲かせて実を太らせる。光合成で成長するため光は必要なのだが、稲は夜にも光を浴びてしまうと開花を促す遺伝子が減少するらしい。その結果、夜に光を浴びた部分の成長が遅れて、うまく穂が実らなくなってしまう。そうすると品質にばらつきが出たり、米の収穫量自体が減ってしまう。
そこで開発されたのが、明るいのに稲の成長を邪魔しない街灯。植物の開花に影響のない光の色と、数百分の1秒でつく・消えるを繰り返す仕組みで、人間には速すぎて消えていることに気が付かないが、稲はしっかりと暗闇を認識できるそう。
人間は暗いとメラトニンという睡眠を誘発するホルモンが分泌する。光を浴びるとその分泌が抑制されるため、寝る前に明るい部屋でスマホやテレビなどを見ると、眠れなくなると言われている。睡眠は、脳が取り込んだ情報を整理・定着(固定)に必要不可欠。
春休みだからといって、夜更かしし過ぎて睡眠不足になった、なんてことはないように。来週から始まる春期講座の内容を、しっかりと睡眠で定着していこう。そして4月の新学年度のスタートダッシュを決めようぜ!