僕もYouTubeをよく見る。東京03などの「お笑い系」も大好きだが、「熱い青春系」などの感動モノが大好きだ。
「熱い青春系」といったら、この4つ。何度見ても心が震える。
あの大谷翔平選手や菊池雄星選手らを育てた佐々木監督(花巻東)の「最後のノック」。この学校の強さがよくわかる動画だ。生まれ変わって、野球のセンスがあったら、花巻東で佐々木監督に野球を教えて頂きたいと心から思う。
監督やコーチとして立命館大学アメフト部を率い、甲子園ボウル3連覇やライスボウル2連覇を成し遂げた古橋由一郎氏の言葉の強さに感動する。動画視聴でさえ「ハイッ!!!」と叫びたくなる気迫を感じる。
これもまた凄い!ラグビー絶対王者「私立の東福岡高校」との試合前の「公立の筑紫高校」西村監督の言葉。今の子にはスパルタにしか見えないかもしれないが、「この子たちを絶対に花園に行かせてやる!」という指導者としての強い意志に感動する。同時に、こんな青春時代を過ごした子供たちは社会に出ても強く逞しく生きていけるだろうと心から思う。
3つともそうだが、強いチームには「心を揺さぶる最高の指導者」がいる。僕も指導者の一人として「最高」を目指したいと強く決意させてくれるから何度も何度も見てしまう。
大好きな「熱い青春系」の最後はこれだ。伝統の「早稲田大学応援部」という恐ろしく厳しい青春を過ごした仲間たちの結束力に感動する。何度見ても最高の結婚式余興だ。本当に素晴らしい。
いよいよ今日の本題だ。職業柄「教育系」の動画も山ほど見るのだが、最近見た中で特に良かったものを紹介したい。
これは素晴らしい内容だ。お父さんたちにはぜひ見て頂きたい。長い塾教師人生で感じてきた多くがここにある。これは真実だ。
お母さんたちには、これだ。最近一番ハマった「卒業式での母親のスピーチ」だ。
「こんな母親なら、そりゃまっすぐ良い子に育つわ!」と強く感動した。子供への愛情はもちろん、明るさもユーモアも兼ね備えた、現代風の最高のスピーチだ。あまりにも上手すぎるから、何者なんだろうと思った。
学生時代から36年、数えられないほどたくさんのお母さんたちとお会いし、感じてきたことは「優秀な子の母親はとても明るい」ということ、そして「子供をのせる(自発的に導く)のがとても上手」ということだ。これも真実だ。
「親の力」というテーマで、先月見た動画も紹介したい。
丸と四角メガネがトレードマークの成田悠輔氏(イェール大学教授)の実弟の成田修造氏(起業家)の教育系動画の内容だ。特に気になったのが最初の映画「ドリームプラン」だ!
3年前公開した当時、全く気にも留めなかった映画だったが、これで無性に見たくなった。嬉しいことに今ならばアマゾンプライムでも見られる。
ちなみに、これが「ドリームプラン」のPR動画だ。
「社会で生き抜く自信」を尋常ではない熱量で子供たちに伝え与えた父親の情熱に感動する。到底マネできるレベルではないが、素晴らしい父親だった。
「お前は世界一になる!」と言い続け、子供の才能をひたすら信じ続ける姿には「一人娘を持つ父親」としては反省させられるものが多々あった。
僕自身、たくさんの素晴らしい保護者たちの姿を参考にし、娘に対して、可能性を信じ、興味持ったことにチャレンジさせ、失敗しても、精一杯励まし、導いてきたつもりだった。そして、友達・時間・金銭感覚・ユーモアの大切さなども懸命に教え、親バカながら、頑張り屋のなかなか良い娘に成長してくれたと思っていた…。
しかし、
「お前は世界一だ!」などと伝えたことは一度もない!
日本一も、
愛知一も、
豊田一も、
学校一も、一度もない!(笑)
「お前はなかなか可愛いぞ!」
「お前はなかなか賢いぞ!」
「お前はなかなか頑張り屋だぞ!」
「お前はなかなかすごいぞ!」
「なかなか」を
「世界一」にして育てればもっと良かったかもしれない。娘よ、すまない!(笑)