♪ Last Christmas I gave you my heart~♪
この時期、目黒先生の小学生の授業で必ず聞こえてくる。
もはや夢現塾の”冬の風物詩”ともいえよう。
僕がこの曲
『ラスト・クリスマス』(1984年発売)を初めて知ったのは、たしか小6の時。
友人の山本君が
『貸レコード屋』(CDレンタルが始まる前はレコード盤をレンタルしていた)で、このアルバム
『ワム・ザ・ファイナル』(1986年発売)を借りてきたので、カセットテープにダビング(録音)してもらった時だった。
「コロコロコミック」が330円の時代、ダビングするためのカセットテープは1本400円くらいと、まあまあ高価なものだった。
一カ月のお小遣いが500円の小6には、「今月は漫画を買おうかなぁ…それともカセットテープを買おうかなぁ…」とよく悩んだものだった。
そう。まだその頃は、クリスマスが大好きだった・・・。
それから20数年が経ち…
大学卒業後に某大手花屋に就職した僕は、クリスマスが 大嫌いになる。
宮「花屋の頃、クリスマス・・・12月25日が大嫌いでさぁ~」
A君「え~なんで?彼女いなかったから?」
宮「ちがうよ!!」
Bさん「で、彼女いたの?」
宮「い・・・いなかったケド・・・」
宮「ク…クリスマス装飾の片づけが、嫌だったんだよ!!」
一同「えっ?」
一部のテーマパークなどを除き、世の中のクリスマス装飾のほとんどは、12月25 日の夜をもって片づけられ、一晩にしてお正月装飾に変わっているのを。
12月25日の深夜、日本じゅうのあちこちで、多くの人々の血と汗と涙
(血はないか?主に汗)が流されているのだ!
毎年11月ともなると、街はクリスマス装飾の設営があちこちで始まる。
そう、この
「設営」は、バラバラの日程だ。
しかしながら、
「撤去作業」は
全て25日の深夜 になるのだ。
当時名古屋駅前で働いていた僕は、21時の出社に合わせて19時台の電車に乗り、豊橋から名駅まで向かう。
(※この時点でテンションは最低…)
21時に出社し、勤務時間は朝の6時まで。
でもたいてい作業は6時には終わらず、完全撤去には9時頃までかかっていた。
室内だけでなく屋外の作業もあり、今より体重も20キロ以上瘦せていた
(←嘘じゃありません!!)こともあってか、寒さに打ち震えていた記憶しかない(笑)
・・・当時はまさにこんな気持ちだった。
(※写真の人物は、何の関係もありません。(笑))
そうなのだ。
世の中のありとあらゆることは、全て誰かの仕事で成り立っている。
普段は気がつかない「あんなこと」や「こんなことも」、誰かの仕事によって世の中はまわっているのだ。
みんな、感謝しなきゃね。
そして来週からは、いよいよ夢現塾も冬期講座が始まる。
これだって、みんなの知らないところで各先生たちが、時間をかけて準備をしているんだよ
(ちょっと自慢)。
こうご期待!(笑)
そして、今年の12月25日は小学生の冬期講座初日。
まだ知らない冬期講座生に会えるのを僕はワクワクしている。
今はもう、12月25日は嫌いじゃないです♪♪