今年も小学校のマラソン大会を応援してきた。
少し風が強く、あの中を走っていくのは大変だっただろう。
奥さんはスタート&ゴールの校庭でスタンバイ。
僕は見晴らしのいい小学校裏の田園地帯を走ってくる姿をカメラに収める役だ。
娘は試走の時に欠席してしまい、今回は最後尾からのスタートになってしまった。
「最後まで走り切ろうね」とだけ約束して、頑張りを期待しながらの待機となった。
遠くで号砲の音が聞こえる。
校庭を回ってからの沿道コースになるので、少し間があると思いきや、
あっという間に先頭の子が走ってきた。速い!
まっすぐ前を見て走ってくる姿に「頑張れ!」と声をかけた。
すると・・・
「ありがとうございます!」
と答えてくれるではないか。(驚)
娘によると毎年先頭集団は決まっているメンバーだそうなので、今年も練習を重ねてきたのだろう。
当日のプレッシャーの中、声援にこたえる心の優しさに感動してしまった。
その後も次々と走り抜けていく中に娘の姿を見つけて、
構えていたカメラの事を忘れて応援した結果、フレームアウトしそうになっていたのは秘密だ。
次の男子の部は、走っている本人たちも応援の保護者の方々もヒートアップしていて見応えがあった。
段々と寒くなっていくこの季節、毎年応援をしながら気が引き締まる時間を過ごした。