我が家には、今年13歳と12歳になるトイプードルがいる。
私が小学生の頃から一緒に過ごしてきた。
13歳の方は糖尿病になってしまい、目も見えず、
注射が欠かせない大変な日々ではあるが、
それを除けば、年より若く見える元気な2匹である。
おとといの日曜日。
犬たちは、父と一緒に近所の公園に出かけていた。
(↓こちらは父から送られてきた写真)
いつもなら私の膝の上に来てスヤスヤと寝ている。
しかし、その日はその姿がない。
久しぶりに、犬たちがいない家で時間を過ごした。
数か月に一度、こういう日が訪れる。
犬たちがトリミングや病院に行くときだ。
何年経っても、この虚しさには慣れない。
犬たちがいないというだけで、
足音や水を飲む音、何かを物色している音、
意外と大きめのいびき(笑)などが全く聞こえないため、
なんとなくそわそわして落ち着かず、
ふとしたときにその姿を探している自分がいるのだ。
2時間ほど経って、父と犬たちが公園から帰宅すると、
犬たちは尻尾を振りながら私に駆け寄ってきた。
彼らの温もりを感じながら
私は安心感でいっぱいになった。
「家にはいつも犬たちがいる」
私にとって当たり前のことではあるが、
この子たちがそばにいてくれるこの生活を
“
ありがたい”と思わないといけないなと感じた。
会話こそできないものの、
その存在があるだけで私はたくさん救われてきたと思う。
さて、みんなも、新しい学年や学校での生活が始まったこのタイミングで、
今一度、自分の身の回りの物事を見つめ直してみよう。
家族や友達、先生など、みんなの周りの“人”もそうだし、
ペンや消しゴムなどの“物”もそうだ。
当たり前のように自分の身近にいる(ある)が、
その“
ありがたみ”を忘れてしまってはいないだろうか?
周りの人や物を大切にできる、というのも立派な才能。
周りをよーく見渡して、
色んな物事の“
ありがたみ”に気付ける人になろう!!