先日、大学の部活の一つ下の後輩と久しぶりに会ってきた。
その後輩は、私が大学生のときから部活の練習が休みの日にも会って遊びに行くような仲。
定期的に会いたいなと思う存在の一人である。
もちろん他にもそう思う人は何人かいるけれど、今日ここで彼女の話をしようと思ったのにはちゃんと理由がある。
理由その1、話が面白い。
頭の回転が速いのだろうか、言葉が留まることなく出てくる。
聞いている側が置いていかれるくらい猛烈な勢いでお喋りが続く。
それでいて、構成がしっかりしていて、しかも感情がこもっているので、
意外とどんな話もすんなり頭に入ってきて、あっという間に終わってしまう。
本人には言わないが、密かに、人を惹きつけるその話術が欲しい!!と思っている。
理由その2、心配りの達人。
「ご飯を食べに行こう」となると、彼女は率先してお店の予約をとってくれる。
食事中は、空っぽのコップにすぐ気が付いて飲み物を注いでくれて、
帰宅後は、毎回欠かさずお礼のメッセージを送ってくれる。
自分が何をしたら相手は喜ぶのかを考えて行動できる、その心配りが、
まだまだ私には足りないなと思わされるのだ。
理由その3、自分の考えをしっかりもっている。
彼女にはブレない考えがあり、意見が食い違ったとき、遠慮なく意見を言ってくれる。
私の良いところは良いと言ってくれるし、悪いところは悪いと言ってくれる。
そのおかげで、私は何度救われたか分からない。
そんな彼女と話していると、
普段、他人にどう思われるかを気にしてばかりの自分が恥ずかしくなる。
私は、彼女に会うたび新しい発見があって、自分を見つめ直すことができる。
ただ一緒にいて楽しいだけでなく、自分を成長させてくれる存在はなかなかいない。
だからこそ、私はまた彼女に会いたいなと思う。
良い意味で彼女は後輩らしくなく、“親友”という言葉が合っている気がする。
さて、みんなには、そういう自分を成長させてくれるような友達や親友はいるだろうか?
「幸せは、なるものじゃなくて気づくもの」という言葉があるように、
「親友も、なるものじゃなくて気づくもの」だと私は思う。
小中学生の間は、そういう関係を築ける相手に出会う絶好のチャンスだろう。
私は、たまたま大学生のときに出会ったけどね。
もうすぐ冬期講座が始まる。
普段は学校が違ったり、クラスが違ったりする子とも関われる時間だ。
勉強はもちろん大切。でも、素敵な出会いを求めて夢現塾に来るのも大歓迎。
夢現塾で、一緒に素敵な冬を過ごそうじゃないか!!