娘の小学校のマラソン大会を見に行ってきた。
すでに12月、外はなかなかの寒さだった。
校庭を一周半して校外の水田地域をぐるっと回って帰ってくるコース。
速い子は毎年同じようなメンバーだと娘からも聞いていたが、きっとマラソン大会のために一生懸命練習していたのだろう。
持久走は自分との闘い。
「もうだめだ。」という気持ちをぐっと我慢しながら走って行く。
それを続けていくと、以前よりずっと長い距離を走れるようになっていくのが、魅力なのだろう。
この大会に向けて、お子さんと一緒に走った保護者もたくさんいらっしゃったのではないか。
僕自身も小学生の時のマラソン大会は、気の重いイベントだった。
とにかく田舎なので、走る距離が長い。
たしか小学生も3km以上走った気がする。(汗)
ああいった行事がなければ僕も長距離を走ることがなかっただろうから、とてもいい思い出だ。
まだまだ三年生、カラダはまだまだ小さいのに、すごいスピードで走って行く子。
きっとライバル関係なのだろう。すぐ後ろの子とデッドヒートを繰り返している子。
終止泣きそうな顔で走って行く、ちょっとぽっちゃりな男の子・・・思わず小学校の頃の自分と重ねた。(笑)
今年もまたハンデに負けず、最後まで走りぬく子を見て、涙が出そうになった。
息を切らしながら走る子供たちに、自然と応援の声が出た。
「がんばれ!がんばれ!」
自分のお子さんだけでなく、走ってくる子どもたちみんなに声援を送っている保護者の様子に感動した。
冬の朝、頑張る子供たちを見て、僕も元気をもらった。