※またサッカーか、と思われそうですが、流行りネタには今しか乗れない!ということで
2週間ほど前の日報では、「サッカーよりバレー」なんて言っていた私ですが、
今日はサッカーと絡めて話していこうと思います。
12月2日のスペイン戦、朝イチの歯医者に備えてさっさと寝てしまった私。
朝起きると、SNSの投稿がサッカーの内容で溢れていて、そこで決勝トーナメントへ進んだことを知った。
グループリーグを全く見ていなかったため、今更見始めてもなあとは思っていたが、結局、周りの熱に圧倒されて、6日のクロアチア戦はテレビに張り付いて観ていた。
ただ、体育でサッカーをかすった程度の私には何をどう見ていいのかわからず、はじめはとりあえず目についた伊東選手を「ドリブルしてるくせに足速すぎ」とか思いながら、目で追っていた。
カメラがコート全体を映したときは、金髪仲間の堂安選手とどっちがどっちか分からなくなったりもした…(笑)
しかし、解説を聞いたり、時折SNS上のコメントを見たりしながら観戦していると、
コートで何が起こっているのかが、少しずつだが分かるようになってきて、そうなると試合を見る目もわずかながら変わってくる。分かることが少し増えて、観戦が楽しくなってくる。
えっ、楽しいじゃん、もっと早くからサッカー見ておけば良かった、とも思ったが、私は、自分がずっとサッカーを観ようとしなかった理由を知っている。
「分からないから、楽しくない」
ただ、それだけだ。
サッカーに限ったことではないが、自分が経験していないスポーツで、
「おー、上手い!」とか「格好いい!」とか思いながら見ていても、何をしているか分からないから、すぐに飽きてしまっていた。
ボーッと眺めるのではなく、戦術やポジションごとの役割、専門用語、選手の名前、そういう知識をインプットしながら、同時に試合を見てアウトプットしていく。
「分かるから、楽しい」のだ。
でも、その段階に行くには、未知の領域に一歩踏み出さないといけない。
よく知らないものを、自分の意志で、知ろうとしないといけない。
その一歩がやっと踏み出せた私は、今回のW杯で初めて、サッカーが面白いと感じた。
スポーツでも、芸術でも、勉強でも、
「難しそうだから、できないままでいいや」「わからないから、知らないままでいいや」
そう思うことが、みんなにもあるかもしれない。
でも、そこで一歩踏み出して「やろうとする」「わかろうとする」ことは、とても大切だと思う。
そんな理由でずっと手を出せずにいたことがある人、ここで一歩、踏み出してみてはどうだろうか?