先日、安田先生と雑談の中で「円安によるハワイの物価高」について話していた。彼にそっくりな「なかやまきんに君のYouTube情報」からだ。
※顔だけ安田先生です(笑)~2022年夢現塾年賀状より~
アメリカサイズであろうから量は異なると思われるが、日本で680円のリンガーハットの長崎ちゃんぽん(Rサイズ)がハワイ店では約1,860円(Rサイズ:12.50ドル)だと言う。恐ろしいことである。
そんな会話が脳裏に焼き付いていたので、岡崎本校から緑丘校へ向かう車の中で、久々にボン・ジョヴィのベスト盤(なかやまきんに君と言えばIt’s my lifeだ)をスマホからbluetoothで飛ばして移動していた。
1曲目のLivin’ on a Prayerから始まって、2曲目のYou Give Love a Bad Name(禁じられた愛)と続いて、いよいよ聞きたかったIt’s my lifeが始まった…
This ain’t a song for the broken-hearted
これは心が傷ついた奴らへの歌じゃない
※この「ain’t」は否定表現に使われるスラングで教科書に出てこないが、「am not, is not, are not, do not, does not」などの代わりに使うことができ、ロックや映画なんかではよーく出てくる単語である。下品な単語で「~じゃねーよ」みたいな感じである。
No silent prayer for the faith-departed
信仰心を失った奴らへの静かな祈りでもない
I ain’t gonna be just a face in the crowd
俺は群衆の中の名もない存在にはなりたくない
You’re gonna hear my voice when I shout it out loud
お前は俺の声を聞くだろう 俺が大声で叫んでいる時
「この曲はやっぱりテンションが上がるな~、そりゃなかやまきんに君も使うよな~」なんて思っていると途中のセブンイレブンに到着した。
おにぎりと缶コーヒーを持って、レジに向かい、レジ横のガラスケースを指さして伝えた。
目黒:あと粗びきウインナーと肉まんと袋もくださーい。
店員:肉まんはどちらになさいますか?
そう、セブンイレブンには150円の「ふんわり×ごろっと肉まん」とおそらくスーパーセレブが食べるであろう240円の「もちもち×ずっしり大入り豚まん」がある。いつかのブログにも書いたが、僕はコスト重視派である。高い方の肉まんに90円分追加した美味しさがあるとはどうしても思えないのだ。
目黒:安い方でいいです。
店員さんが袋に詰めてくれて、支払いのためにレジにスマホをかざした瞬間のことだ。
♪♪♪
It’s my life~
♪♪♪
これが俺の人生だ
大音量で店内に鳴り響いたのだ、先ほどの続きが。
チラッと視界に入った後ろに並んでいる人は確実にニヤッとしていた。
恥ずかしいなんてもんではなかった(涙)。かなり慌てながら曲を止めて冷静なフリをして会計を済ませた。
よりによってである。
「安い方でいいです。It’s my life~」では悲しすぎる。
なぜ90円をケチったんだ…と、後悔した日であった(笑)。
ちなみに曲の続きである。
It’s now or never
今しかないんだ
I ain’t gonna live forever
永遠には生きられない
I just want to live while I’m alive
今この瞬間を生きたいだけなんだ
It’s my life
これが俺の人生だ
ちなみに、この後登場する「フランキー」は「My way」という世界的ソングを歌ったフランク・シナトラのことで、「トミーとジーナ」は「Livin’ on a Prayer」という曲の中に出てくる貧しくても夢を諦めずに生きている若いカップルのことだ。
Bon JoviのIt’s my life
Frank SinatraのMy way
Bon JoviのLivin’ on a Prayer
肉まん事件はカッコ悪すぎたけど、ボン・ジョヴィは最高にかっこいい(特にこのIt’s my life!)。テンションばっちり上げたい時にぜひどうぞ。