※今日はちょっとだけ暗めなお話…。
生きていると、理不尽なこと・腹立たしいことに遭遇することがある。
自分の中ですっきりできればいいのだが、「なんでわたしがこんな目に」「なんで僕がこんな嫌な思いをしなきゃいけないのだろう」と悩むことがある。
大人になった今でこそ、「価値観が合わない人は自然と離れていくものだから、気にしなくていいんだよ。」とか、「嫌いな人と無理して仲良くしなくてもいいじゃない。」とかそんな風に思えるものの、学校生活ではそうそううまくいかないこともよーーーくわかる。
同じクラス、同じ部活、同じ委員会、同じ習い事などなど。ほとんどメンバーの変わらないコミュニティーのなかで、楽しいことも苦しいことも経験しながら大人になっていくのだが…。
ということで今日の日報では、わたしが理不尽な気持ちになったとき、思い出すことを紹介したい。
1つ目は、タレントとして活躍するアンミカさんの言葉だ。
先日テレビで紹介されており、心に残った言葉がある。
『嫌いな人、苦手な人に対しては【笑顔でムーンウォーク】したらいいのよ。』と言っていた。
嫌いだから、苦手だから。そう思い込むと余計に嫌になってしまうし、傷つけたり傷つけられてしまう。そこで、笑顔でにこやかに、決して相手に背中という隙を見せず、ちょっとずつ距離を置いていくのだ。白黒決着をつけず、あくまでも穏便に去っていくのだという。
なるほどなと思った。争う必要はないのだと。
2つ目は、有名なので知っている人もいるかもしれないが、芸能界を引退した島田紳助さんが、ダウンタウンの松本仁志さんとのテレビ番組で話していた輪廻転生の話だ。
※長いので簡単にまとめます。「島田紳助 人間何回目」などで調べると記事や動画が出てきます。
「人はいいことをして徳を積んでいったら、死んだあとまた人間に生まれ変わる。逆に悪いことをしている人は人間には生まれ変わらないのだ。そこで、例えば電車内で大きな声で話しているマナーの守れないおじさん、そういう人にイラついたり、怒ったりしちゃだめだ。きっとまだ、初めて。人間が初めてだから善悪の判断がつかなくても仕方がないのだ。」と。
誰かに傷つけられたとき、嫌なことをされたとき、「あぁこの人は人間1回目なのだな。だから、相手がどうしたら傷つくのか、嫌な気持ちになるのかわからないんだな。かわいそうな人だな。」そう思うとなんだか相手に同情する気持ちが生まれ、許せる(気がする)。実際わたしもこの考え方に何度も救われた。
「なにかあったら相談して来いよ。」そうは言うものの、なかなか相談しづらいこともあると思う。
心がむむっと暗くなったとき、この2つの言葉を思い出してみてはどうだろうか。