「昨日さぁ、仕事以外で初めて『コロネット』に行ったんだけど・・・」
昨日、12月6日の月曜日に六名校の3年生に話すと、ほとんどの生徒が「?」といういぶかしげな顔をしていた。
「いやいや、だからシビックセンターの『コロネット』だよ!」
「・・・先生、シビックセンターって何ですか?」
「えええ!お前らほんとに岡崎市民かよ!?知ってる人?」
手が挙がったのは岩津中のSさんのわずか一人。
そもそも「シビックセンター」の知名度(?)が低く、そのコンサートホールである『コロネット』のことは、中学生のほとんどが知らないようだ。
岡崎市のコンサートホール『コロネット』は、コロナの影響で昨年、今年と開催ができなかったが、夢現塾では毎年『高校入試説明会』でお世話になっている。
この『コロネット』に、今回初めてプライベートで訪れた。
目的は、”コロネットアニバーサリーコンサート” で、『アンサンブル天下統一』を見るためである。
(↑プログラム、ちょっと曲がっちゃいました(笑))
ヴァイオリンの長原幸太氏は、『のだめカンタービレ』の「のだめオーケストラ」でもコンマスを務め、現在は読売日本交響楽団のコンマス。(※コンマス=コンサートマスター)
ヴィオラの鈴木康浩氏はベルリンフィルでも活躍され、現在は読売日本交響楽団のヴィオリスト。
そしてチェロの中木健二氏は、なんと岡崎市出身!!(附属小、附属中のみんな、先輩ですよ!)
現在東京藝大の准教授の傍らこのように音楽活動を続けている。
この3名からなるのが、『アンサンブル天下統一』である。
15時開演だったが、当日券購入のために2時に会場に到着。
当日券を購入後、時間つぶそうとしたが、シビックセンター内の喫茶店はなんと日曜休み。
仕方なく図書室で、『京都の四季』という分厚い本を眺め、時間をつぶした。
コンサートは定刻通りの3時に開演し、中根市長の挨拶の後、YOUTUBEの生配信がされていることが司会者さんより伝えられた。
凄い時代になったもんだなぁ・・・と改めて思う。
そして、1曲目は誰もが必ず聞いたことがあるモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』だ。
「わ~、会場の音いいなぁ・・・」
もちろん演奏も素晴らしかったのだが、「コロネット」があんなに音が良いことを今まで知らなかった。
ちゃんと音が漂うんだよなぁ・・・。
前々回のブログでは「マインドスケープミュージアム」を絶賛し、岡崎は文化・芸術に力を入れているといったばかりだが・・・いやはや、コンサートホールのレベルも高かった!
皆さん、本当に良い町に住んでるね!!
ところで、当日の講演全てをYOUTUBEで観ることができるので、良かったらどうぞ。