コロナウイルスを警戒しながら過ごす「日常」にも慣れてきた気がするが、やはり例年とは全く異なる。何よりも、精神的なものが大きく違う。毎年、夏期特訓講座に全力を尽くし、その打ち上げを兼ねての社員旅行を行っている。
2017年は中国上海、
2018年は北海道、
2019年は香港の予定だったが民衆デモ悪化によりキャンセルし、琵琶湖忍者修行へと向かった。どこに行っても、皆で大いに食べ、飲み、遊びまくるのが本当に楽しい。僕らの結束力を高め、9月新学期突入前に、気持ちを新たにしていた。
コロナ騒ぎが始まった4月頃、高橋塾長がボソリと「社員旅行、今年の海外は駄目そうですね~」「そうだね~、国内どこか楽しいところ考えようか?8月中旬の状況見て判断しようか?」「ですねー」。
ちょうどその頃、「大阪の電車のヘッドマークが10日間1万円でオリジナルのものを作成し走ってくれる」という情報を掴んだ。早速、ネットで調べると、面白そうだ。マイナーな列車なのだが、とても魅力的でロマンを感じる。値段も格安だ。みんな、気持ちが盛り上がるといいなぁと思った。高橋塾長も他の先生たちも予想通り、素早く飛びついた。
早速、鉄道会社に問い合わせてみると、いくつかの期間が空いていた。9月初旬、例年の社員旅行期間も空いていた。「社員旅行、遠出が無理ならば今年は久しぶりに大阪に行って、美味しいもの食べて、吉本でも見て、夢現塾マークのついた列車でも見に行こうか?」と高橋塾長と話した。
ところが、言うまでもなく一向にコロナ問題は落ち着かない。大阪でさえ足を運べる状況にはないので8月中旬、社員旅行中止が決定した。うすうす予感がしていたとは言え残念であること極まりない。
社員旅行が中止になったとは言え、個人的な野望は消えない。
8月20日、高橋塾長との会話の一部である。
目:9月の3連休、どうするつもり?
高:列車見に行くつもりです。
目:やはり!俺も(笑)一緒に行こう。
高:いいですね。そう言われると思って、ホテルと安全そうな食事場所探しておきましたよ(笑)
目:さすが!
高:できる男なので(笑)
8月28日、高橋塾長に以下の画像をLINEした。
大阪地区のコロナ発生状況マップ
目:無理だ。やはり大阪の危険状況はこちらとはレベルが違い過ぎる。諦めよう。
高:ですね。
目:絶対行ったら駄目だよ。フリじゃないよ。
高:日帰りも危険ですよね(笑)。
目:全社員に「3連休はコロナに気をつけた行動をお願いします」って、さっき自分でLINEしてたでしょ?(笑)鉄道会社に画像と動画を頼んだから、今回は諦めよう。
高:諦めますが…見たかったです(泣)。
目:だね(泣)。
8月31日、鉄道会社のご厚意により「画像と動画」を送信して頂いた。
なかなかかっこいい!感動だ!どこにも行けない僕らと生徒たちの分も大坂を走り回ってほしい。
大阪在住の卒業生の誰か一人くらい、見てくれないかな?
8月31日~9月9日まで「大阪の水間鉄道にて、夢現塾号」走っています。
以下が送っていただいた画像と動画だ。
画像
動画
それにしても、
くそーーーー、見たかったなーーーーーーーーーーー。
追伸
終了したら、ヘッドマークが郵送されてくるので、順番に校舎に飾ります。楽しみにどうぞ!