ここ数日、夢現塾で忍者が話題になっている。
9/5の日報、目黒先生の教室でのスライドショーなどによって、水蜘蛛の術に挑んだ安田先生、宮下先生、廣瀧先生、高橋先生の4人が「真の忍び」として英雄視されている。
さて僕はと言うと・・・。やる気はあった。万が一のために眼鏡をはずしてコンタクトを装着し、心の準備はしていたのだが・・・。スタート地点から沈んでいく宮下先生を見て、完全に忍びとしての心が折れた。そこには忍者としてではなく、ただのギャラリーとして高橋先生の雄姿を目に焼き付けていた自分がいたのである。
室町時代から江戸時代にかけて活躍した忍者。
最も重要な忍者の役割は「情報収集」である。決して「水蜘蛛の術」をマスターすることではない。
俳句で有名なあの松尾芭蕉も実は「忍者」という説がある。伊達政宗で有名な伊達氏が治める仙台藩の内情を探るために、幕府が差し向けた諜報員だというのだ。
情報が少ない当時、いかに多くの情報を集めるかが戦乱の世を生き抜くために必要なことであった。
そして情報が溢れかえっている現在、いかに正しく、有益な情報を取捨選択できるかが今を生き抜くために必要になっている。
いずれにせよその集めた情報をいかに活かすことができるかが大切だ。
夢現塾生が志望校に合格するために、定期テストの順位を上げるために、実力をつけるために、そして夢を実現するために…。僕らは正しく有益な情報を集め、彼らに伝えていく忍びなのだ。