2年ほど前に、「凄いなぁ」と驚いた計画を見たことを思い出した。
「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」
http://www.kahaku.go.jp/research/activities/special/koukai/about/index.php
国立科学博物館が中心となり、中国のとなりにある台湾から沖縄県の与那国島(日本の西端)にむけて、当時(3万年前)の技術でたどり着こうという計画。
日本に人類が渡ってきた道はいくつかあると考えられていて、
その1つに東シナ海を船で渡ってきたという説がある。
この計画ではできるだけ当時の様子で再現しようという、なんともハチャメチャな計画だ。(笑)
計画で設定された条件は4つ。(内容はホームページより)
・地図、コンパス、スマホ、時計などは持たない。(太陽や星だけで位置を確認していく!)
・伴走船は方角を指示しない。(安全確保のためだね。)
・食料や飲料水は必要量を積んでいく。
・こぎ手(男女を含む5名)は途中交替しない。
与那国島までいくにはその途中、社会の授業でも出てくる大きな潮流、黒潮を渡らなくてはいけない。
その流れの速さは時速7.2km(軽く人が走るくらいのはやさ)
どんどん流されていくその海で、手こぎの船で渡っていくのは想像するだけでもその大変さがわかる。
様々な材料で船を当時に近い形で再現し、実際に渡ろうとしたが、思うようにうまくいかなかった。
そして今回は丸木で舟を作り、最後の挑戦になると聞いていた。
その距離およそ220km!
見事に45時間かけて渡り切ったのだそうだ。
実現に成功した関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
ふと3万年前を想像する。
人々は新たな大地を目指して今よりずっと不安定で心もとない船で、大きな海へ漕ぎ出していったのだろう。
自分たちがこれから生きていく未知の世界を目指して。
なんとも壮大なチャレンジだ。
そして今、日本に住んでいる僕たちがいる。
これから成長していく塾生たちの人生とふと重なった。
一度結果が出なかったことも、チャレンジし続ける事。その結果が大きなものになると信じて頑張ろう!
※見出しの画像は国立科学博物館の公式HPから引用させていただきました。