1年で最も苦手な時期、梅雨。気分を滅入らせる雨が優しく、時には容赦なく地面を叩きつける。
今期の中学生のテスト期間は、そんな不安定な天気が常に頭上に広がっていた。
が、ここ数週間かなりの頻度で母や友人からある写真が送られてきたのだ。
そう、虹だ。
七色に輝く美しいアーチ。「橋」と例えられることも多いが、本当に上を歩けるんじゃないのかと錯覚してしまうほどの綺麗な弧を描く。
「幸せの象徴」として謳われる虹。
ご存知の方がほとんどだと思うが、虹が出るまでにはある物が必要不可欠である。
それが「雨」と「太陽の光」。
虹は、雨粒に反射した太陽の光であり、もし雨が上がった後でも、その暗い空に太陽の光が差し込まなければ、虹は現れないのだ。
どんよりとした嫌な雲に、一つの光が差し込む瞬間、「幸せの象徴」が突如現れる。
ベタではあるが、大人になってもやはり「虹」と「ディズニーランド」はどうしてもはしゃいでしまうものだ(笑)
ハワイにはこんなことわざがあるそうだ。
“No, rain. No, rainbow.”
(雨なくして、虹は出ない。)
今回の期末テスト、小学生はMJテスト、結果はどうだっただろうか?
すでに心に虹が架かっている人、土砂降りが終わらない人、雲が薄くなってきている人、君の気持ちはどんな空模様だろうか?
今すぐでなくても、いつか君たちの頑張りは心に美しく、そして見上げるほどの大きな虹が架かることだろう。
今週から始まった通常授業、そして、今月から始まる夏期講座。夢現塾の教師として、君たちの光になれるよう自身が輝いていなければ!
“No, rain. No, rainbow.”
幸せがみんなを待っている。