この建造物をご存じだろうか。
今から48年前、1970年に大阪で万国博覧会が開かれた。
その時に会場の中心につくられたのがこれ。
「太陽の塔」という作品だ。
塔の中にも地上部から両腕の少し上の高さまで「生命の樹」といわれる作品が内蔵されている。
今年は万博閉幕後から初めて、この内部の再公開も始まり多くの人が訪れていた。
僕も幸い予約が取れたため、内部を見ることができた。
僕がここに来るのは学生時代に訪れて以来だ。
高度経済成長期の日本で、その成長に疑問を投げかけた作品と知り感動した。
テレビ番組の影響とはいえ、娘に見てみたいと言われたのがきっかけとなり、僕もいい経験ができた。
君たちも美術の教科書の中だけではなく、実物に見ることによって感じることを大事にしていってほしいぞ!
追伸
「太陽の塔“感動”モード」に入っていた僕は近くのお土産屋さんに吸い寄せられた。
「コップのふちの太陽の塔シリーズ」のガチャガチャを妻の制止を振り切り勝負をかけた。
確率5分の1の「岡本太郎」が出てきて、「コレジャナイ」と失礼ながら叫んだのは言うまでもない。