画面とにらみ合って3時間。
日報を書きたいだけなのに。
「何を書こうか」と頭をひねればひねるほど言葉が出てこない。
こういう時は一度寝てみよう!と一旦布団に潜ってはみたのだが、書けないことが気になって眠れない。
再び部屋の明かりを点け、執筆モードに切り替える。
さあどうしようか…
と、考えすぎて、もはやこの日報を書いているという状況をあえて書くのもありなのではないかと思い、「とにかく指を動かしている」今。
「つべこべ言わずにまずはやってみよう」
と、生徒によく言う言葉が、自分へと返ってきている今。
「実行あるのみ」と前回の日報に書いたのは自分自身ではないか!今がその実行するときだ!と自分を奮い立たせている今。
特に用もないくせに、インターネットを開いてしまった自分がいた。
そして、頭の中に1番に浮かんだ言葉を検索にかけてみる。
”
Don’t think. Feel!(考えるな。感じろ!)”
かの有名な映画『燃えよドラゴン』(見たことはないが)の中で、ブルース・リーが放った言葉は映画を見たことがない人でも、一度は耳にしたことがあるだろう。
この言葉の意味を「直感でいけ!」と思っている人もいるようだが(私も数分前まではそう思っていた)、実はこの言葉には続きがあるそうなのだ。
“It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”(それは月を指差すようなものだ。指に気を取られていると栄光(月)を見失ってしまう。)
この文の中では、
指=自分の技
月=相手を倒すこと
を指し、「自分の技ではなく、相手を倒すことに集中しなさい」と言っているそう。
つまり”Don’t think. Feel!”の言葉の中には、
「自分の技にこだわらずに、相手がどう出てくるかを感じて対応しろ!」という本当の意味があるらしい。
と、まあ考えすぎて困り果てた結果、私が無意識に検索したこの言葉にまさか続きがあるとは驚きだ(笑)
しかし、ブルース・リーは気づかせてくれた。さっきまでの私は、「日報を書き上げる」ということばかりにこだわっていたが、それは間違っているんだと。
本当に大切なことは、「自分の書いた日報で、読者の方々に何が伝えられるのか」ということなのだ。
ありがとう、ブルース・リー(映画見たことないけど…)。
さて、話をぶった切るが、今日から3日間で中学生はMJテストが実施される。
「テスト」ということばかりにこだわるのではなく、その「テスト」によって何を得るのか、どんな気持ちになるのか気づくことが大切だ。
君たちには、ブルース・リーの言葉ではなく、カノウア・リーの言葉を捧げよう。
”
Think!Feel! Solve!(考えろ!感じろ!解くんだ!)”