個人的なことではあるが、僕が日報を書き始めて今回が50回目になる。
もちろん今回が50回目だと正確に記憶しているのではなく、パソコンに保存している日報のワード原稿につけている通し番号が、今回「50」番目になったのだ。
個人的に○回記念や〇周年記念といったイベントにはそれほどこだわりはないのだが、やはり積み重ねた回数が区切りのいい数字となるとうれしいものである。
…しかし、ここで「ちょっと待てよ」となる。
生徒に「ミスに気を付けよう!」だの「ミスを減らすための工夫をしよう!」だの高らかにうたい上げている以上、実は今回が49回目や51回目だったら赤面ものである。すぐに通し番号のチェックを開始する。
・・・10、11、12、13、13、14・・・
「13が2つ?」
今年の日報にも「13日の金曜日」で書いたあの不吉とされる数字の「13」が2つ。偶然にしてもオカルトチックだ。しかもその1つはなぜか題名が書かれていない。ということは、これは書きかけのボツ原稿が単に保存されただけなのでは…。
そう思いワードを開いてみたものの、残念ながらしっかりと完成され日報にアップした記憶のある原稿だった。ということは今回の日報は50回目ではなく51回目ということに…。
…しかし、ここで「ちょっと待てよ」となる。
生徒に「見直しをしよう!」だの「最後まであきらめるな!」だの高らかにうたい上げている以上、実は通し番号で1つ抜けている数字があって、今回が都合よく50回目となるかもしれない。すぐに通し番号のチェックを再開する。
・・・45、46、47、48、49、50
「・・・。」
今書いているこの原稿の通し番号を「50」から「51」に静かに打ち直した。