昨日の午後6時、豊田市の「ガーデニングミュージアム花遊庭」にて、第14期生卒業パーティーが開かれた。
以下は、日本一と噂のある(?)超豪華卒業パーティーの様子である。
上記写真の一つをするためだけに、足の毛までツルツルに剃って、歩き方から全て研究しつくした恐ろしい本気教師もいた(笑)。そんな彼の熱いサービス精神も伝わったからなのか、今年の卒業生たちも本当に楽しそうにはしゃいでいて、過去最高レベルのもの凄い盛り上がりとなっていた。
僕らレベルの塾から考えると、正直、ずいぶん苦しい高額パーティーとなってしまうが、あんなに喜んでくれている姿を見ていると、「また来年も…」という気分になる。
夢現塾を始めた時、高橋先生と約束した。
俺らは、生徒を徹底的に幸せにしてやる塾をつくろう。喜ばせてやる塾をつくろう。入塾から卒業パーティーまで徹底的にね。それがいつか俺らの幸せにつながるから。俺らは本当の「生徒第一主義」を追求していこう…。
パーティー終了から遡ること11時間前、僕らは岡崎本校に待機していた。愛知県公立高校合格発表の日だったからだ。
午前10時ちょっと過ぎ、電話が一斉に鳴り出す。
よーし、よくやった!すごいぞ!内申32で岡崎北はなかなか合格しないぞ!めちゃくちゃすごいぞ!おめでとう!
僕の受話器の声に、周りの先生方が大歓声を贈っている。
今年の入試は、昨年よりもレベルアップしていた。平均点が下がるのは予想つくが、合格ラインがどこまで下がるかが問題だ。
昨年の合格ラインより下回っている子が次々に合格していくと、僕らの興奮度合いはハンパなものではなかった。
ただ、入試である以上、全員が合格することはありえない。
喜んで泣いている生徒もいれば、悔しいと泣いている生徒もいる。
生徒たちにずっと伝えてきたことがある。
いいか!合格した時に、心の底から嬉しいと感じられるか、不合格になった時に、心の底から悔しいと感じられるか、そのどちらかを味わえたら、受験は大成功なんだ!
この信念は、ずっと強く持っているものだが、それでも、受話器越しに泣いている生徒と話していると、「どうしても受験したいからって言っていたけれど、もっと安全な高校を勧めてあげれば…」と思ったことも少なくはない。
全員に100%合格する高校を勧めることは、僕らにとっては簡単なことである。
でも、それで、生徒たちは本当に幸せになれるのか?冒険やチャレンジしたい気持ちを押さえさせ、とにかく失敗しないようにすることが、成長に繋がるのか?
何度も自問自答してきたことだ。
先日、六名校の卒業生が京都大学(理学部)に見事合格したという話を聞いた。名前を聞いて嬉しかった。僕が直接指導した生徒ではなかったが、何度も成績やデータを見ていたから覚えている。この生徒は3年前、なかなか上がらない内申点に苦しみ、トップ校ではない高校に進学した生徒だった。
このような話は毎年のようにある。めちゃくちゃ嬉しい。感動する。本当に凄いと思う。そして、何よりも、自分の信念を思い起こさせてくれる。
そう!ちゃんと頑張ってきた子が不幸になるはずがない。人生に遠回りなんてあるはずがない。必ず意味がある。たとえ失敗したとしても、いつかそれは必ず大きなパワーとなって返ってくる。本当の悔しさは必ず大きな大きな財産になる…。
このHPにもあるが、夢現塾スタート時に書いた挨拶文がある。
「理想の塾とはいったいどんな所か?」だれもが思います。「子どものやる気を育み、成績を上げる所だ」と。『夢現塾』は、その理想を全力で追求するために立ちあげた塾です。 勉強だけが、人格を形成するすべてではありませんが、子どもたちが知識と教養を身に付け、心の豊かさをもって、社会に巣立っていくことは大切なことです。私たちは大手予備校でも、個別指導塾でもありません。 ただし、その信念のもと、生徒一人一人に対する責任感はどこにも負けません。私たちが、子どもたちと同じ志の下に授業を展開し、学ぶことの意義と素晴らしさを伝えます。 そして、受験を通して「夢」を「現実」にすることの醍醐味を味わわせてやりたいと考えます。
『夢現塾』――この名は私たちのそんな強い願いから生まれました。甘えの中では育たない、「夢」を「現実」にする強さを養うため、子どもたちに厳しい要求もしていきます。 しかし、この塾で過ごした日々が、必ずや「自信」となる、徹底指導を行います。
だからこそ、僕らは、子どもたちが「行きたい高校」に進学できるように、そこまでの距離をキッチリと示し、不足しているものが何で、どうやれば埋めていくことができるのかをアドバイスし、「夢+努力=現実」なんだと強く教え、叱咤激励しながら、最後の最後まで信じて応援していいきたい。
夢現塾は最強の応援団でありたい。
君に行きたい高校があるならば、憧れの高校があるのならば、僕らは君を徹底的にサポートしてやる!
普段は外向きに出してないが、夢現塾14期生までの主要高校進学者の合計数である。
岡崎高校249名、岡崎北高校470名、岡崎西高校471名、岡崎東高校192名、岡崎商業高校123名、岡崎工業高校75名、光ケ丘女子高校198名、刈谷高校59名、刈谷北高校20名、知立東高校8名、安城東高校175名、安城高校43名、豊田西高校53名、豊田北高校2名、豊田南高校1名、豊野高校3名、豊田高専23名、西尾高校16名、西尾東高校68名、時習館高校4名、国府高校15名、蒲郡東高校27名
1人1人の受験が僕らの胸に刻まれている。
最初から余裕だった受験なんてほとんどない。新受験生たちよ、目標に向けて、一緒に頑張ろうな!
そして、愛する第14期生たち、夢現塾卒業おめでとう!新たなステージでまた頑張れ!!応援している!!!