僕にSPが近づいてきた。
そして今、昼夜問わず一日中、僕の近くにいるのはSPのJである。
SPと言っても、要人警護を担当する警視庁の警察官の“セキュリティポリス”のことではない。
“卒業パーティー”のことである。
Jと言っても、筋骨隆々の屈強な男のコードネームではない。
“準備”のことである。
今日のこの日報の出だしのクオリティーの低さから(苦笑)、僕がどれほどSPのJに追い詰められているか、もとい卒業パーティーの準備に追い詰められているか、推測できるであろう…。
まず卒業パーティー会場が変更したことにより、打ち合わせの時間が大幅に増加。
理由としては長年の間卒業パーティー会場となっていた岡崎市の結婚式場の改装工事に伴い、今年度からその会場が使用できなくなった。
改装工事のことは事前に聞いていたので、一昨年の7月~昨年7月までの1年間、岡崎市内の結婚式場・ホテルの宴会場・パーティー会場等に、電話で問い合わせたり、現地に行って話を聞いたりとしてきたのだが、残念ながら子ども達に満足してもらえそうな場所を見つけることができずにいた。
その後、豊田市・安城市・蒲郡町など範囲を広げたところ、ようやく今回の結婚式場を見つけることができた。
そして今年は、パーティー内容に変化をつけた。
どこがどのように変わるのかは、ネタバレとなる為、今は言うことができない。
しかし思い起こす限り、過去の夢現塾の卒業パーティーの中でも、1番準備していると言っても過言ではないだろう。
『来週の月曜日、子ども達を笑顔で送り出したい…。』
そんな想いの僕は、SPのJに夢の中でも追い詰められている…(苦笑)。