

2025.12.11
夢現塾の先生たちは忙しい。今の時代では珍しいが、基本的には日曜日のみ休暇の週休1日と、週1回のフレックス出社という制度である。それも、定期テスト前の“対策期間”だと日曜日の授業もあり不規則になる。その代わり、GW休暇・夏期休暇・正月休暇の“長期休暇日”があり、それ以外では一人ずつ順番に「一週間休み」を取っている。
先週は渡辺先生の番だった。今回は九州旅行に行ってきたらしい。吉野ケ里遺跡や雲仙普賢岳を巡り、あの長崎の軍艦島にも船で上陸してきたそうだ。この方の旅行はいつも“知的な匂い”がプンプン漂っている。僕の“食べ物メイン”の旅行とは全く違うのだ(笑)。
これは、彼の休暇中の出来事だ。
夢現塾には毎日のように、注文したテキストや書籍、新しい教材見本、模擬試験問題など、さまざまな宅配物が届く。
その日も大きなAmazonの荷物が届いた。開封してみると、大学の先生が読みそうな“分厚い宇宙の本”だった。
目黒:何だこれ?間違えて注文したのかな?宛名は夢現塾だよな?
高橋:あっ!それは渡辺先生希望の誕生日プレゼントですよ!
目黒:マジで!?これを希望したの?
高橋:熱望していましたよ!
目黒:すげーな!
今月の12月14日は渡辺先生の誕生日だ。夢現塾には先生たちへの「誕生日プレゼント制度」があり、高橋塾長に交渉・相談して購入してもらえる。ちなみに、高橋塾長へのプレゼントだけは、22年前の創業時から僕が“面白いもの”を選んでいる(笑)。たとえば、映画監督が座る折り畳み式のディレクターチェアに「RYO TAKAHASHI」と大きく印刷して贈ったこともある(笑)。
ここ数年で言えば、安田先生は「筋トレグッズ」、廣瀧先生は「釣り道具」、髙須先生は「有名店のラーメンセット」、加納先生は「化粧品」、古里先生は「運動用ウインドブレーカー」。そして強烈だったのは、宮下先生が希望した「とび太くんの大きな看板」だ。今でも信じられないが、自宅に飾っているらしい(笑)。

そんな中で今回、渡辺先生が希望したプレゼントがこれだ!

2021年に打ち上げられた、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による最新の高解像度写真を数多く収録。
また、スミソニアン協会の監修のもと、最新の研究に基づく宇宙の姿を、観測機器、地球と太陽系、銀河、宇宙の果て、そして、宇宙の誕生から終わりまで、天体の関係を整理した章立てで、網羅的にして過不足なく解説する図鑑。
その美しさと整理された構成は他の追随をゆるさない、ページをめくるたび、眼前に宇宙が広がる、自分だけの宇宙船のような一冊。
目黒:本当にこれを読むの?
渡辺:はい!もの凄く読みたかったんですよ!
目黒:お洒落で棚に飾るとかじゃないの?
渡辺:この本、かなり評判いいんですよ!
目黒:凄いな!!!
そんな会話をしていると、いつも通り髙須先生が大声で騒ぎ出した(笑)。
髙須:いやー、僕も以前から宇宙に大変興味があったので、その本、読んでみたいですね!!
高橋:それでは来月のお誕生日プレゼントに同じ物を贈りますよ!!
髙須:いやー、やっぱり遠慮しますわ(笑)!
皆で大爆笑。夢現塾には、いつもこの“明るさとノリ”がある。そして、渡辺先生を代表とする“知性”もある。そんな素晴らしい仲間たちに囲まれて仕事ができることを、本当に嬉しく思う。
渡辺先生といえば、以前の彼のブログを読んだだろうか?
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