最近(…いや結構前からかな?)、若者の間で
「バンドTシャツ」略して
「バンT」が流行しているようだ。
街中のアパレルショップのマネキンが、KISSやレッチリ(RED HOT CHILI PEPPERS)などのロックバンドのTシャツを着ているのを見かたり、道ですれ違う若者がこんな感じで「NIRVANA」のTシャツを着ているのもよく見かける。
この
「NIRVANA」(ニルヴァーナ)が1989年~1994年に活動した
”伝説のロックバンド” と知らず、ファッションブランドと勘違いしている若者もいると聞き、なんだか複雑な思いになる中年オヤジはきっと僕だけではないはずである。
故カート・コバーン(1994年27歳没)が、最も忌み嫌うであろう形(コマーシャリズム)で
「NIRVANA」が世の中に浸透しているのは、全くもって皮肉なものである。
そのバンドのTシャツを着るならば、せめて少しはその音楽に触れて欲しいと思うのだが・・・。
ちなみに最も有名な曲といえば、もちろんコレ。
好きか嫌いかはさておき、90年代にロックをかじった人間なら知らない人はいない、
”超” 名曲だ。
ちなみに僕は91年当時は大嫌いだった(笑)が、今はたまに聴くし嫌いではなくなった。(※CDは3枚ほど持ってます。)
さて、そんなバンTブームの世の中で、夢現塾緑丘校の3年A君はこんなTシャツを着てきた。
宮:「おおお!それってお前のTシャツなの?レップス(デフ・レパードの略称)知ってるの?」
A君:「ああ、お父さんのですけど、僕も知ってます。」
宮:「レップス3年前に横浜に観に行ったんだよねぇ!で、他にもあるの?」
A君:「今度着てきますね!」
と言って次に着てきたのがコレ。
宮:「今度はメタリカじゃん!俺、大学時代にバンドでコピーしたんだよ~!」
と盛り上がりまくりでした♪
今後も他のTシャツも期待してます!
さて、ニュースで知っている人も多いだろうが、7/22にロック界のスーパーレジェンドである
オジー・オズボーンが亡くなった。
ほんの17日前の7/5に引退ライヴを行ったばかりなのに、突然の訃報に僕も正直かなりショックだった。
そしてその週末7/26(土)、名古屋の栄に行った際に、オジー・オズボーンのTシャツを着た若い男の子と遭遇。
胸にこみ上げる想いに、思わずTシャツを指さして、
したところ、キョトンとした顔でそのまま無視された・・・。
えっ・・・うそ・・・オジーまで!?
ただの”変なおっさん” になってしまった・・・。
オジー・オズボーン、1991年の『NO MORE TEARS』より。