ついに、来た!待ちに待った夢現塾で授業する日が。
不安や緊張がないと言ったら嘘になるが、楽しみで心が躍っているのも事実だ。
先日、入試直前の激励授業を見学させてもらった。多くの受験生から「誰だ?!」と心の声が聞こえてきたのは気のせいではないだろう。
ただ、彼らにとって僕のことは、どうでもよかった。というのも、残り2日、1日と迫る入試本番を目前にした彼らにとっては、新しい先生に気をとられている場合ではなかった。
そんな彼らから、何か特別な雰囲気を感じた。何かが違う。彼らのことをじっと見つめた。何が違うのだろう…
そうか!目か!!とにかく目つきが違う。鋭く、静かに目標に向かってひたむきに日々努力してきた目をしていた。そして、マグマのように熱い力強さをも秘めた目には感動さえ覚えた。最後の激励授業を真剣に取り組む姿勢はとても凛々しく鳥肌が立つほどだった。
この1年間、たくさんのことがあったと思われる。それがどれだけ険しく、茨の道だったのか、受験生の背中がそれを物語っていた。
これからの夢現塾生を夢に導くサポートができることを光栄に思う。勉強や高校受験を通して、目標達成の喜び、全力を尽くすことの大切さ、失敗の怖さ、悔しさ、夢を叶える楽しさ….様々なことを学んで立派な面白い大人になっていってもらいたい。
その手助けとなるべき僕の授業は、徹底した根本理解を目指したい。第一志望校“合格”この2文字を生徒がつかみ取るために、イチローやカズのように、バカみたいに貪欲に、真摯に、生徒と一緒にとことん追求しよう。
保護者の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、この場を借りて、これまでの教え子、そして、お世話になった方々に心より感謝とお礼を申し上げます。
安田 弦生