先日行われたセンター試験を皮切りに、いよいよ入試シーズンの到来である。
センター試験当日は悪天候予報。万全の態勢でテストに臨むために、多くの受験生はその対策に余念がなかったはずだ。防寒グッズの準備、代替交通機関のチェック、「滑らない」靴の選別などなど。
『備えあれば憂いなし』
「普段から準備をしておけば、いざという時に何も心配がない」という意味のことわざにあるように、やはり前もって準備しておくことが大切だ。余計な心配事を減らすことで、気持ちの余裕が生まれる。直前での準備は慌ててしまってミスや心配事が増えてしまう。
①中学受験日当日。予約しておいたはずのタクシーが来ない。
②大学受験日当日。受験会場を間違える。
僕は受験で2度の危機に直面した。特に②は明らかに自分の準備不足であった。「ある地方中枢都市の駅前の予備校」が受験会場だという情報だけを頼りにしていた田舎育ちの僕は、「予備校=その都市に1つ」という身勝手な方程式を持っていたため、駅から出て真っ先に目に入った予備校を受験会場と思いこんだのである。
そんな僕を救ってくれたのが備えてあった「時間」だ。両日とも時間の余裕をもって行動していたため、何とか受験会場に遅れることなく到着できた。結果、無事「合格」することもできたのである。
『備えあれば憂いなし』
時間の備えもお忘れなく。