春の象徴、桜。
ぽかぽかと暖かい日が続くと、もう春だと認識し、早く開花するというイメージがある桜。
しかし、春だからというだけで自然と花をつけるわけではない。
夏には花の芽を作り、冬の初めには花の芽をいったん休眠状態にさせ生長を止める。そして、真冬の寒さによって休眠から目覚め(休眠打破)、春先には暖かさによって生長し、開花に至る。
そんな休眠打破の時期が今年は全国的に平年より遅くなったそうだが、打破後の気温が平年より高めと予想され、花芽の生長速度が速いことも相まって、全国的に平年並みか平年より早い開花となるらしい。
開花に向けて、そろそろ目を覚ますか!という休眠打破が早ければ早いほど、または多少遅くとも、目覚めたあといかに暖かい気候に恵まれるかで開花日が決まってくるのだ。
そのような桜開花情報をニュースで見ながら人間社会も同じだなと頭に浮かんだ。
叶えたい夢や目標に向けて、いざ何か始めよう!と覚悟を決めるのが早ければ早いほうが次の行動に移しやすいし、決めたあとはいかに熱量を上げてやるべきことに打ち込んだかどうか、によって未来の自分が花開くかどうかが決まる。
そもそも、決めなければ行動すらもできない。
とにかく「やると決める」「やらなければならないと気付くこと」が、第一段階。休眠打破がいかに早いかが勝負の鍵となるのだ。決めたらそこにひたすら命を燃やすだけ。
入試まですでに1年をきっている新中3、中1の内容はしっかり復習した状態で新しい知識をいれていってほしい新中2、まずは中学生のライフスタイルに慣れてほしい新中1、中学生に向けて勉強面はもちろん生活態度まで準備をしてほしい小学生。
各学年によって、やるべきこと、やらなければならないことがあるはずだ。
それぞれの1年後の自分を想像してみよう。
行きたかった高校の制服の採寸を笑顔でしているだろうか?目標だった順位をキープできて喜んでいるだろうか?中学で活躍し、理想の学校生活を過ごしているだろうか?クラスで一目置かれる存在になれているだろうか?
本来であれば、学校で新学年が始まってから徐々に開花の準備を始めるのだろうが、君たちは夢現塾生。明日からの春期特訓講座から新学年の準備をしていこう。講座で学ぶこと全てを吸収するつもりで、毎授業毎授業真剣に取り組む、と決めてほしい。
成長せよ!夢現塾生!