2017年の仕事始めは、『岩津天満宮 合格祈願ツアー』であった。
今年は夢現塾最多のバス6台でのツアーとなった。
(ご存知の方も多いと思うが、夢現塾は『合格祈願ツアー』も『卒業パーティー』も全て“無料”である!)
僕は六名校からバスに乗り込んだ。
バスを降り、子ども達と話しながら、坂道を上る。
鳥居をくぐり、子ども達を励ましながら、急な階段を上がる。
すると神聖な空気が漂う、学問の神様のお社が見えてくる。
手を合わせ真剣にお祈りをする子達。
おみくじに未来を重ねようとする子達。
数人で絵馬に願いを書いている子達。
屋台の食べ物に夢中の子達。
時が経っても、子ども達が変わっても、変わらない光景がそこにはあった。
1人の巫女さんが「高橋先生!」と駆け寄ってきた。
それは巫女さんの衣装を身にまとった、幸田校の卒業生であった。
現夢塾生を、夢現塾の卒業生が迎える。
なかなかこんな巡り合わせはない。
神様も粋な計らいをするものだ。
まるで子ども達の未来を示すかのように、その日の空はどこまでも青く澄んでいた。