私は先月誕生日を迎え、23歳になった。
22歳から23歳になったところで大した変化はない気もするが、ほんの数年前を思い返すと、毎日、自転車→電車→自転車のムーブで大学へ行き、授業を受けて週5で部活に行って、また同じムーブで帰宅して、夜遅くまでバイトもしていた体力オバケ期…
もうあの頃には戻れないな、と衰えを感じている。
さて、今日ここでお話ししたいのは、誕生日当日のことである。当日はちょうど、六名校の小5と中1の授業日だった。
小学生の授業では「今日は何かごちそう?」と聞かれたので、「最近ご飯と味噌汁ばっかりだから、今日は一人でマック行こうかな」と話した。
六名校の小学生は、時折私の食事を気にしてくれるのだが、答えるのが毎回質素なメニューなので「それで足りるの?!」と心配させてしまう。
これを機にこれからは心配されない食事を心がけるね!(笑)
中学生の授業では、教室に入るとハッピーバースデーの歌で出迎えてくれた。黒板いっぱいにお祝いメッセージと、授業で話したネタ関係の絵も少々、いや半分ネタだったかな。
走るメロンやら、手足の生えたキノコやら…、でも話したことを覚えていてくれるのが嬉しかった。黒板の絵を一通り見た後は、「火はつけられなかった」と生身のろうそくをもらった。
短時間でこんなに準備してくれて、感動した!みんなありがとう!
その日の帰宅後、中学生にもらったろうそくと、家にあった残り物のろうそくを合わせて、ケーキ……ではなく、冷蔵庫にあった豆腐に立てて一人でお祝いした。
(※ろうが垂れたところを除いて、残りは美味しくいただきました。)
一人で夜遅くに豆腐にろうそくを立てて、なんて寂しいんだと思われるかもしれないが、そんなことより、帰宅途中のコンビニにめぼしいケーキがなくて、それで豆腐にろうそくを立てようと思った私の発想力を褒めてほしい。(笑)
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そして、中間の対策授業が終わり、久しぶりに中学生が揃った昨日。
授業でろうそくの件を話したら、「え、ろうそく食べたの?!」という質問が飛んできて、「いや、ろうそくは食べてない!」と想定外の方へ話が脱線してしまったが…。
その子と私のやりとりを聞いて、周りにも笑ってくれている子がたくさんいたので、結果オーライということにしておこう。
勉強するだけではなく、こうやって笑える時間がある夢現塾って最高だな、と改めて感じた。
もっとみんなのやる気を引き出せるように頑張るので、みんな、23歳になった私もよろしくね!