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夢現塾日報 blog

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Sometimes we need specific knowledge.(安)

2023.07.12

英語の勉強をしていて、疑問に思うが、解決しなかったことがたくさんあった。

 

前回の僕のブログ(6/29)で、勉強には「つまらない」と「おもしろい」の二面性が存在するという内容について書いた。それに関連するので、興味があればそちらも見てもらえるととてもうれしい。

 

話を戻して、英語の疑問についてだ。

 

中学1年生で習う「3単現のs」

 

主語が3人称で単数、文が現在形であれば動詞にsをつけるというルールだ。本題はここからだ。基本的にはsをつけるが、esやiesになったりもする。

 

『なぜsをつけるだけではダメなんだ…』

 

他にも名詞が単数の場合aもしくはanをつける。

 

『なんでaとanの2パターンもあるんだ。どちらか1つではダメなのか?というより、単数なら全部oneで統一ではダメなのか?』

 

また名詞の種類によってはaもanもつけない。

 

『つけなくてもいい場合があるのなら、もう全部つけなくてもいいんじゃないのか?!』

 

そして名詞が複数になるとaやanではなくsをつけなければならない。

 

『またs???』

 

ただし、このsはesになったり、iesになったりもする。

 

『まただ。なぜsをつけるだけではダメなんだ…』

 

また、単数や複数に関わらずtheをつけることもある。

 

『theって何者???????』

 

これは中学で覚えなければいけないルールの一部と僕が中学時代に感じた疑問だ。僕の感じた疑問は、これを読んでいる英語学習者の多くにきっと共感してもらえると思う。

 

英語のルールにケチをつけるのはナンセンスだが、「s以外にesやiesになる」といったイレギュラーには疑問をもっていいと思う。

 

そういった疑問や違和感をそのままにしておくことが、英語嫌いを助長する原因の一つになると僕は思う。だから、「なぜルールにイレギュラーがあるのか?」を解決していくことは英語の勉強の過程に取り入れるべきだと強く思う。もちろん英語が言語であるから、全て解決すると言うと嘘になる。ただ、多くのイレギュラーには理由がある。

 

これもそうだ。

 

動詞のgoは過去形になるとwentになる。makeはmade、meetはmet、haveはhad、seeはsaw。他の動詞はある程度原形が残っているが、goだけは原形のかけらもない。

 

これにも理由はちゃんとある。イレギュラーの理由を知り納得ができれば、英語が「つまらない」から「おもしろい」に変化していく。決して近道ではないが、確実に身についていく。それは、これまで僕が教えてきた生徒たちが証明してくれている。正直、イレギュラーという名の例外についての理由はテストでは一切問われない。だけれども、無機質なルールに理解と納得が加わることで勉強は間違いなくおもしろくなる。だから、可能な限り授業内で話してきたし、これからも継続していく。

 

生徒たちが疑問に思う箇所、納得しづらいポイント、それらを先読みして解決していく。

 

今年も夢現塾の夏期講座で、「つまらない」を「おもしろい」に昇華させていきたい。
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