先日、あるバンドの映画を観てきた。
そのバンドは1985年にデビューして、昨年、2025年にデビュー40周年を迎えた。
映画は、その節目の一年を追いかけたライブとドキュメンタリーで、ハワイでの公演から、横浜スタジアムでの大きなライブ、全国ツアーの最終日までが、たっぷり詰め込まれていた。
そのバンドはTUBEという、夏の歌でおなじみのバンドだ。
僕がTUBEに出会ったのは、中学生のころだった。
「あー夏休み」を聴いて、ヴォーカルの歌唱力に魅了され、すっかり気に入ってしまった。
しかし、当時「陸の孤島」と呼ばれていた(笑)長野で育った僕にとって、ライブはなかなか行けない遠い世界だった。
やっと行けたのは大学生になってからで、会場は名古屋球場だった。(ドームになる前だね。)
夏の夜空の下で、噴水が高く上がるのを見ながら聴いた迫力は、今でもよく覚えている。
社会人になってからはなかなか行けなくなったけれど、今でも車の中では冬でもTUBEだ。(笑)
このバンドがすごいのは、メンバーが一度も変わらずに40年続いてきたことだ。
大人になると、いろいろな事情でメンバーが抜けたり、グループ自体がなくなったりすることは珍しくない。(汗)
もちろん、楽しい日ばかりではなかっただろう。
うまくいかない時期も、きっとあったはずだ。
それでも続けてきたことがすごいと思う。
映画のテーマでもあり、いつもライブの最後にBGMで流しているのが「Keep On Sailin’」という曲だ。
「航海を続けよう」という意味の言葉だ。
映画の中でのインタビューで、実はこの曲をライブで歌うのは非常に珍しいそうだ。
その理由は照れくさいということ。(笑)
恋や愛の歌をたくさん歌ってきたヴォーカルの前田さんが、その歌より照れくさいなんて、ちょっと意外だった。
それだけ、素直な気持ちが込められた歌なのかもしれない。
この40周年の記念ライブではその曲も披露し、号泣しているファンもいた。
以下歌詞の一部を引用させてもらう。
「keep on dreamin’togetherどんな時もあきらめないで
幼い頃夢見た日々 いつも忘れずに
つまずく度に知らない君見つけられるさ
恐がらず 勇気を出し行こう Let’s keep on sailin’」
うまくいく日もあれば、いかない日もある。
昨日できたことが今日はできなかったり、頑張ったテストの点が思ったほど伸びなかったりする。
そんな日は、悔しいし、落ち込むけど、でも、うまくいかなかった日は、終わりではない。
航海の途中で、少し波が高かった日というだけだ。
波があるのは、船がちゃんと進んでいる証拠でもある。
うまくいかない日があっても、チャレンジするのをやめないこと。
失敗しても、立ち止まっても大丈夫。
次の日に、また帆を張ればいい。君たちの航海は、まだまだ続く。
一緒に、前を向いて進んでいこう。
