最近の僕たちを取り巻く環境がどんどん変化している。
知りたいことは一瞬で調べられて、AIがチェックまでしてくれる時代になった。
インターネットが発達して、調べることに対しては本当に便利になった。
以前は知りたいことがあったら本屋や図書館に足を運んだりする必要があった。
それが今ではパソコンさえあればできてしまう。
このまま社会がより便利で楽な方向に向かうのはワクワクするよね。
でも、便利さは「良いこと」ばかりじゃなくて、実は「怖い面」も持っている。
AIが調べてくれたり、SNSが「これがいいよ」と教えてくれたりすると、僕たちは迷う必要も、工夫する必要もなくなる。
その結果、「自分で考える力」が少しずつ弱っていくと言われているんだ。
先日、「ユニバース25」という実験を知った。1970年代に行われたネズミを用いた実験だ。
この実験では、ネズミにとって理想的すぎる環境が用意された。
食べ物も水も無限、外敵ゼロ、病気なし、快適な温度、巣も十分。
努力しなくても生きられる「天国みたいな世界」だ。(笑)
最初はネズミたちも順調に増えていった。でも、ある時期を境に出生率が下がり、子育てを放棄する母親が増え、攻撃的な個体や逆に何もしない個体が増え始めたのだそうだ。
中には「ビューティフル・ワンズ」と呼ばれる、争いもせず、繁殖もせず、ただ毛づくろいだけして生きるネズミまで現れた。
見た目はきれいだけど、社会的には「生きていない」状態。
最終的に、環境は完璧なのに、ネズミ社会は崩壊して全滅した。(汗)
食べ物も安全も住む場所も十分なのに、だ。
便利すぎる世界は、生き物の心を弱くしてしまう。
嫌な事、大変な事、面倒な事ってできればしたくないからね。
この実験のネズミたちは、努力しなくても生きられる環境で、結果挑戦する理由を失った。
人間も同じで、便利さに慣れすぎると、成長のきっかけを自分でつかみにくくなるのかもしれない。
そしてもう一つ大事なのは「つながり」。
実験では、ネズミ同士の関わりが薄れ、孤立する個体が増えた。
誰かに必要とされる感覚や、役割を持つことは、生きる力になる。
クラスでの役割、家での役割、友だちとの関係。
自分の居場所があるって大事な事だね。
失敗しない人生は、成長しない人生でもある。
だからこそ、人間は「挑戦する心」を意識して持ち続ける必要がある。
便利な世界は悪いわけじゃない。
ただし、便利さに流される側になるのか、便利さを使いこなす側になるのかで、生き方は大きく変わる。
大事なのは、考える力、つながり、役割、夢と努力。
この五つを意識していれば、どれだけ社会が変わっても、人は生きていける。
自分の可能性を信じて、頑張ろう!