※ 今回の日報は卒業生達へ向けての日報となります。それ以外の方のことは考えずに書いております。言葉もしゃべり口調の為、読み苦しい点も多々あります。ご了承ください。
どうも。久しぶり、高橋(ハンサム)だ。
卒業生に向けての日報も4回目だ。※1回目が2020年11月3日、2回目が2022年1月15日、3回目が2023年7月19日
今回はずいぶん空いちゃったな。
みんな元気か？
2025年ももう終わろうとしているが、みんなは今年どんな一年だった？
大阪・関西万博には行ったか？
コメはおなか一杯食べれているか？
「7月5日に地震や巨大津波が来る」の予言に振り回されなかったか？
俺は(Instagramでステッカー作ったから)、いつもより多くの卒業生に会えた1年だったかな。
とは言っても、ステッカー配付を始めたのは今月からだけどな(笑)。
さて本題だ。
「AIによって無くなる仕事がある」という話題やニュースをよく聞くよな。
確かに今までの歴史を振り返っても、科学技術によって多くのものが生まれて、多くのものが変わってきた。
『産業革命での織物機械の導入』や、『農業でのトラクターの導入』など例を挙げたらきりがない。
トラクターの導入をきっかけに、それまではアメリカ人の人口の33%いた農業従事者が、現在では人口の1％にまで減ってしまったらしい。
『自動車工場の機械化・ロボット導入』では、工員が90％以上削減されたらしい。
たしかに単純労働の人口は減っている。
きっと機械が普及し始めた時にも、今のAIと同じようなことが言われてたんだろうな。
「機械によって無くなる仕事がある。」
実際それに不安を感じて、産業革命時には職人たちが機械を打ちこわす“ラッダイト運動”も起きたしな。
では産業革命の前と比べて、仕事は減ったのかね？
なくなった仕事もあるが、新しくできた仕事もたくさんあるよな。
機械が普及し、コンピューターやスマホができた。
それらの製造や販売、またそれらのソフト開発や情報配信等の仕事もできた。
“機械を作る仕事”や“機械を使う仕事”が、新しい仕事として世の中に誕生した。
これだけ機械が発展した世の中でも、人間ではないとできない仕事もたくさん残っている。
だからどれだけAIが進歩しても、機械が進化しても、人間の仕事がなくなることはないだろう。
余談だけど(万博にロボットやAIを提供していた)大学教授が興味深いことを語っていた。
『近い将来、AIが入ったロボットが料理を作れるか？』という問いに対して、答えは『極めて難しい』とのこと。
AIは“レシピ検索”は得意だそう。ChatGPTでもわかるように“言語や文章としてまとめる”というのが得意なんだろうな。
しかしそれを、ロボットが動作にすることはできないそうだ。
“フライパンの扱い方”に始まり“大きさの違う食材の見極め”“素材の凹凸による味の分量”など(人間が実験台として)、ものすごい量のデータを教えれば「料理はできなくはないだろう」という程度にはなるみたいだ。
それでも味見ができないので、“美味しいものを作る”というのは難しいそうだ。
『玄関に乱雑に並んだスニーカーの紐を結んでいく』という作業でも難しいそうだ。
ロボットはまず“向きが揃ってない”“スニーカーのメーカーが揃っていない”、この時点で厳しいんだってさ(笑)。
“このスニーカーはこのように結ぶ”と指の動かし方や力加減を大量に学習させれば、向きを整えたスニーカー1足はできるようになるそうだが、学習にかなりの時間を使うらしい。
人間ならば同じものを選んでいき、結ぶだけの作業だよな。
これが人間とロボットの差なんだ。
ロボットができるのは学習した単純作業。
指示を出すのは人間だ。
だから将来に不安を抱く必要なんてないんだぜ。
みんな、夢を見つけたか？
夢に向かっているか？
今見つかっていなくても、焦らなくていい。
待っていればいろんなものが生まれてくる世の中だ。
いつものように最後は、卒業パーティー及び卒業生を送る会で伝えたことをもう一度。
いつでも遊びに来い。
いつでも顔を見せに来い。
いつでも電話して来い。
いつでもメールして来い。
君たちは自慢の塾生なんだから。
良いお年を。
追伸
社会人の卒業生のみんなへ。
働いて働いて働いて働いて働いて、まいってしまわないように。
働いて休んで働いて遊んで働いて、参りましょう。
