昨日の古里先生のブログを読みながら、先日娘が図書館で借りた本を見せてもらったことを思い出した。
「54字の物語」
今小学生の間でも人気なのだという。
塾生も読んだかな?
9文字×6文字の小さな原稿用紙に書かれた短い文章。
そこに書かれている内容を読み解く本だ。
実はこの本、SNS等で話題になっているという。
限られた文字数の中で描かれた内容を読み解き、「行間を読む力」が鍛えられる。
各文章についている解説を読んで、「そんな風に読み取ることができるのか!」とオラワクワクしたぞ!
実は、読解力というのはとても重要。
徹底的に国語力を鍛えて東京大学に入学した人も、この本を推薦しているという(驚)
確かに与えられた文章を正確に読み取ること(行間を読む)ことは、ミスを減らすことにもつながる。
今回の期末テストでも、求められていることがよくわからず点数を落としてしまった生徒もいたかもしれないね。
短い文章をたくさん読んでいくことは、文字を通して思考する一番の基礎を養うことにつながる。
実際にはそういった文字のまとまり(文、段落)が集まって、入試などの文章を構成していく。
そういう意味ではこの「54字の物語」、読解力の「基礎」を養う上ではおすすめだ。
それに慣れてくると、受験生には新聞のコラムを読むことを勧めている。
中日新聞の「中日春秋」や朝日新聞の「天声人語」が有名だね。
文章を書く専門家が、言葉を吟味しながら現代社会を文章で表現していく。
数分で読める内容の量なので、ぜひ図書館で新聞も手に取ってみてほしい。
期末テストが終わり、いよいよ部活の大会シーズン!
これが終わると多くの生徒たちが受験モードに突入していくぞ。
自分の弱点を分析して、今できることから一つずつ克服していく。
テストが終わった時期だからこそ、始めよう!
(画像は54字の物語作者、氏田雄介さんが公開している、原稿用紙です。)