夏が終わった。受験がより近づいた。
受験生には、勉強だけでなくそれ以外にも気を遣ってもらいたい。
何を手にするのか。
何を口にするのか。
何を目にするのか。
スマホやゲームを手に取り、娯楽で視界を満たす。挙句の果てに弱音を吐き、自分で可能性をゼロにする。
ぜひやってもらいたい、これらが必要なのであれば。何を選び、何を捨てるのか。当たり前だがこの判断はめちゃくちゃ重要だ。また、ただがむしゃらにやればいいというものでもない。
睡眠時間を削り、勉強時間を増やす。
食事を抜き、勉強に費やす。
授業を聞かずに、勉強に精を出す。
がむしゃらで、必死で、貪欲で、ものすごく頑張っている感はある。しかし、取り入れなかったものの代償があまりにも大きすぎる。
今日の判断や行動は、明日からの自分に還元される。
明日からの自分に何を還元したいのかを冷静かつ俯瞰で見てほしい。
あの時、こんなことしておけばよかった。
あの時、こんなことしなければよかった。
百発百中で正解を選ぶことは不可能だと思う。
でも、その瞬間でより良い方を選ぶことはできる。
過去を取り戻そうとする人生は歩まないでほしい。
2学期中間テストが終わったが、それと同時に次への準備期間は始まっている。
もう一度言う。あらゆることに気を遣ってほしい。
時間、言葉、思考、行動、道具、身体、睡眠、食事、姿勢、表情、髪型、服装、場所、仲間、大人、友人、家族、環境、機嫌、文化、、、
あらゆることを気遣い、高校入試までの日常を積み重ねてもらいたい。