テレビで天気予報を見ていて驚いた。
日本全国の天気の中に富士山のそれがあった。
富士山の天気予報は「晴れ」。
気温は11℃とテレビ画面に映されていた。
結構、気温が低い。
と同時に。
そう言えば、昔、一人で静岡県の富士市に住んでいたこと。
そして毎日、富士山を見て感動していたことを明確に思い出した。
子どもたちが幼いころ、僕は6年弱、単身赴任をしていた。
単身赴任がスタートした記念すべき?場所が静岡県富士市だった。
何もかもが初めてでどうしたらよいものかとあたふたしていたこの年。
炊事・洗濯・掃除、やり慣れないこれらのものと毎日、戦っていた。
新幹線、新富士駅近くの蓼原大橋から見える富士山は最高に綺麗だった。
田子浦の港から見える夏の富士山も見ごたえがあった。
この港には「山部赤人」のかの有名な句が書かれた石碑もある。
「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 不尽の高嶺に 雪は降りける」
毎日見ていても飽きない富士山を横目に、当時、教えていた生徒たちに。
「みんなは毎日、富士山を見ることができて羨ましいよ」と伝えても。
反応はとっても鈍かった(笑)
彼らにとって「毎日、富士山を見ることができること」
これは生まれたときからあたり前のことだったからだ。
富士市に住んでいたときに後輩教師のOくんから「富士登山」に誘われた。
しかし、忙しいことを理由に断ってしまった経験がある。
当時は35歳、今よりも間違いなく体力があった。
登山に向けた訓練をすれば今より体力増強は間違いなく容易だった。
あの日から15年以上月日が経過してしまった。
実は富士山ほどの高い山ではないが、この山には37歳の時に登った。
岐阜県の金華山。
山の高さは富士山とは比べものにならない。
ほぼ運動は何もしていない。
ある本に書かれてあったフレーズを思い出す。
「何かをやろうとしたときに年齢を言い訳にしてはいけない」
「何かやろうとしたその時があなたの人生にとって
一番、若いのだから」
もし、今、富士登山(あるいは金華山への再登山)を本当にするのであれば、体力増強に励まなければいけない。
体力増強のためには体質改善、いや。
体型改良?をしなければいけない。
ということで。
今
「減量」つまり
「ダイエット」に励んでいる。
そろそろ痩せるときが来た!
勝手に、真剣に、真面目に、自分に言い聞かせ。
「惰性でものを食べない」
「帰宅後に食べたものをアプリで記録する」
「毎日、体重計にのり、その数値も記録する」
この3点だけを心に留めて、意識して行動してきた。
目標の体重減達成の際にまず、金華山に息子と登りたいと考えている。
息子には了承済み。
加納先生のようにフル装備で雪山に登る?
これは残念ながら僕にはハードルが高すぎる。
生徒にもよく短期、中期そして長期目標の話をする。
短期目標は体重減。
中期目標は金華山へ。
そして
長期目標は
富士登山といったところだろうか?
口だけの男にならないようにしたい。
ちなみに体重の増減をアプリに記入し始めたのが5月8日(月)。
この日から70日弱、およそ2か月半が経過。
体重はやっとスタート時から
-6.8キロ。
大した数値ではないが、何だか体が少しだけ軽くなったような気がする。
これは気のせいだろうか???
気長に真面目に長期戦。
今後も食欲と自分との「戦い」は続く。
YouTubeで「痩せる・ダイエット・体操」などと検索すると…
いくらでも素晴らしい動画がヒットする。
便利な世の中になったとつくづく思う。
スクワットは毎日、欠かしていない。