皆さんは「初めてコーラを飲んだ時」や、「初めてファンタを飲んだ時」の記憶があるだろうか?
炭酸飲料が子どもの敏感な舌にが初めてふれた時は、さぞかしびっくりしただろうが、僕には残念ながらその記憶がない。
いつの間にか、当たり前のように飲んでいた。
しかし、唯一初めて飲んだ時の記憶がしっかり残っている「飲み物」 がある。
それは通称ポカリ、大塚製薬の『ポカリスエット』だ。
豊橋の『イトーヨーカドー』(現:ドン・キホーテ)で母の仕事が終わるのを待っていたある日曜日、店舗中央のエレベーター前で「試飲会」をやっていた。
「新発売された『ポカリスエット』といいます~」
といった感じで渡され、小さな紙コップに入った白く濁った液体を飲んだ。
今でこそ当たり前の「スポーツドリンク」だが、当時はまだ日本には存在せず、このポカリスエットが ”日本初” の(
世界初は『ゲータレード』、ただし日本での発売はポカリスエットよりも後になってから)「スポーツドリンク」だった。
初めて飲んだ時の記憶は・・・
「なんだかグレープフルーツジュース薄めたみたいな味だな~」
だった。
自販機の缶ジュースが100円の時代に、強気の120円設定だったことも当時話題となっていた。
(※ただしその後100円に値下げされたが。)
だがしかし!
最近ポカリ(PETボトル)を飲んでも、なんともいえない違和感だけはずっと感じ続けていた。
そんなおり、
『ポカリスエットは、缶とPETボトルで味が違う』
というネットの記事を見つけた。
えええ!!そ、そうなの!?
確認したい!!とはいえ・・・缶のポカリなんて全然見ないぞ・・・う~ん・・・
というまま、またまた時はしばらく過ぎていったのだった。。。
そして6月の初旬、初めて行った蒲郡の某スーパーマーケットで、ついに缶のポカリを発見!!
早速PETボトルのものと両方を購入し、冷蔵庫で冷やして飲み比べることにした。
まずはグラスに注ぐ。
おおお!あからさまに色が違うゾ!!
缶のポカリの方(左)が、色が濃く、そして濁っているではないか。
さらにパッケージを見比べると・・・
ごらんのとおり、缶のポカリの方が、カロリーも若干高い。
さて肝心の味は・・・
あ・・・コレだ!
僕の記憶の奥底にある、
”真の” 『ポカリスエット』の味。
最近飲んでいたPETボトルの方が、確かにマイルド(?)で飲みやすい。
でもちょっと感じていた”
違和感という名の物足りなさ”。
その正体はそうか、これだったのか!?
今後も缶のポカリを見つけたら、絶対買うゾ!そう心に誓ったのだった。
で、”粉の”『ポカリスエット』はどうなの?
この件をSNSでネットに投稿したところ、友人(といってもだいぶ年上の方ですが)に尋ねられた。
・・・スミマセン、まだ未確認です!!
今度は ”粉”、探してきま~す!!
<ポカリスエットの歴史>