新年、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
よい一年となりますように…
さて、2022年最初の日報はこの年賀状について書こうと思う。
これは夢現塾年賀状作成及び完成までのドキュメントである。
夢現塾年賀状は「生徒を笑顔に!」がテーマである。おそらく、日本の学習塾で最もふざけた年賀状を作成している。ここ数年の作品(あえて作品と言いたい)は、年内に話題になった人物とのコラボ(?)である。
2021年年賀状
2020年年賀状
2学期期末テスト期間になると同時に、高橋塾長と相談を重ねながら、どうしたら面白くなるのかを考えキャスティングしている。
2021年といえば、東京オリンピック、大谷翔平選手、祝結婚新垣結衣&星野源・眞子さま&小室圭氏。視聴率の良かったドラマはドラゴン桜、日本沈没、ドクターX…といった感じだ。
①髙須先生の場合
東京オリンピックと言えば「13歳、真夏の大冒険」で話題になった西矢椛選手である。
本当は髙須先生と合成させるつもりだったし、したかった。面白くなると信じていたからである。何枚も何枚も写真を撮っては合成してみたが、どうやっても、このはにかんだ、かわいい笑顔にならない。「単なるヘルメットを被ったニヤけたおっさん」にしかならないのである(笑)。いきなりの挫折スタートとなった。思考錯誤を繰り返し、最初は僕がやる予定だった伊藤美誠選手との合成となって完成したのである。
②宮下先生の場合
ずいぶん前から心の中で決定していた。彼も覚悟はあったと思われる。とにかく似ているのである。空港でのチョンマゲ・マスク姿の映像を見て驚いたものだ。もちろん小室圭氏である。
作成しながら震えた。全く違和感がない。作成周辺にいた教師の間でも一際大きな歓声が上がった瞬間だ。
③渡辺先生の場合
彼は「メガネ」「背が高い」のイメージが大きい。最初は「星野源」役を考え、撮影し、作成しようとしていたが、彼が突然言い出した。
「今年はおいでやすの小田だと思っていましたよ…」
それ!それだ!それこそ求めていたものだ!完璧だ!
急遽、撮影&作成し直したものがこれだ。夢現塾初の「自己推薦方式」となった(笑)。
④加納先生(あーりん)の場合
彼女には女性教師一人時代もあり、基本的に男役ばかりやってもらってきた。ノリのいい彼女だが、夢見る一人の女性でもある。今年話題となったし、彼女の大好きな長澤まさみ(ドラゴン桜)に決まった。
心の中では、最後の最後まで「やっぱり阿部寛やってね」と言おうと思ったが、彼女のダイエットをはじめとした「美への追求」姿勢に諦めざるをえなかった(笑)。
⑤岡田先生の場合
加納先生が長澤まさみ役となった以上、本当はやってほしいと秘かに思っていた「大谷翔平」はすぐに諦めた(笑)。その結果、今期も視聴率が高かったドクターX(第7期)の米倉涼子役となった。この表情、非常に難しいのだが、なかなかきまっている。女性陣は写真撮影が本当に上手である。
ちなみに2年前のドクターX(第6期)が流行った時、髙須先生も活躍している(笑)。
⑥廣瀧先生の場合
上記の理由で、大谷翔平選手の役が空いた。廣瀧先生は長年の功労者である。J.Y.Park・広瀬すず・アキラ100%…とありとあらゆる厳しい役を、(表面上は)文句も言わず、どうにか演じてきてくれた。その功労を考慮し、たまには「いい役」をということで彼に決まった。本当は僕がこっそりやろうとしていたが、そんなわがままを言える雰囲気ではない。皆が生徒を喜ばそうと戦っているのである(笑)。
「このくらい体格がいいとかっこいいから鍛えたら?」と本人に伝えたが、そんなに簡単になれるはずもない(笑)。ちなみに個人的に「過去の彼の代表作」はこれである。
カーリング娘との合成である。このインパクトはすごい。今でも忘れられないベスト作品である。
⑦安田先生の場合
いろいろと考えたが、2021年の話題ではなく、完全に似ているというだけで決まったのが「なかやまきんに君」である。彼自身も筋肉大好きであるし、全く違和感なし。本当は脱ぐ気も満々であった(笑)。
ちなみに僕の中での安田先生は「(なかやまきんに君+プロゴルファーの渋野日向子+羽生結弦)÷3」である(笑)。
⑧僕(目黒)の場合
こっそりと「いい役」をやると「俺たちはこんなに恥ずかしい役をやっているのに、会長はズルい…」と妬まれそうである。本当は新垣結衣と結婚した星野源をやるつもりだった。幻の作品がこれである。
最後の最後までこっそり出そうと思っていたが、諦めた(笑)。
以下の採用となった。
阿佐ヶ谷姉妹にしか見えない(笑)。
⑨高橋塾長の場合
主役の登場である。今回の題目「仕事の流儀」は、まさに彼の撮影への姿勢そのものだと言っても過言ではない。
僕らの周りではドラマ「日本沈没」が流行っていた。
目黒:今度の年賀状、高橋塾長は「日本沈没」でいいよね。
高橋:小栗旬ですね。お任せください!
目黒:いやいや、そうじゃなくて、違う方…
高橋:松山ケンイチですね。得意分野です。
目黒:絶対に言うと思ったよ(笑)、それも違って…
毎年毎年のやり取りの流れである。年末が近づいたことを認識する会話でもある(笑)。
その日の夜中、彼からLINEが届く。彼は仕事が速いのだ。
夜中、一人で大爆笑となった。
彼は夢現塾塾長である。
彼を尊敬している生徒も卒業生も山ほどいる。
そんな彼が、夜中にヘッドバンドをして、口紅まで塗って、杏の表情を意識して、自撮りしている…
どうか真剣に見て頂きたい!
細部にまでこだわった仕事である。
これが高橋亮という男の仕事である。
彼の熱意に応えようと、すぐに作成に入る。
すると翌日、彼は恐ろしいことを言い出した。
杏の表情甘かったので、撮り直してもいいですか?杏に合わせて、僕を画像処理で白くすると口紅が薄くなってしまうんです。それも計算し、もっともっと杏に寄せることができます!
大変な作業なので面倒な部分もあるが、彼の気迫に負けた(笑)。
夜中も夜中、またLINEが届く。
すごい、すごすぎる!
これでは「ゲイバーのママ」である(笑)。
大爆笑しながらも、彼のこういう姿勢とサービス精神が大好きで、尊敬できる。だから、夢現塾の後継者に任命したんだなーと改めて実感した次第だ。
こうして出来上がったのがこれである。
確かに口紅も含めて杏にずいぶん寄った気がする(笑)。
ちなみに…
お気づきだろうか、高橋塾長は杏役だけではなくもう一役やっているのだ!
そう、一番右側の香川照之役だ。
これは初日に「1回目の杏画像」と一緒に送られてきたものである。
初日夜中の会話である。
目黒:爆笑した!役者だねー。眼鏡はどうしたの?
高橋:100円ショップいくつか回って、ベストなものを探してきましたよ。実はあと二本あるんです、いつか使います(笑)。
目黒:さすが!
高橋:全力投球ですので!
どんな事にも一生懸命な仲間たちと、生徒にとって「最高の塾」を2022年も追求していきたい。
追伸
毎年楽しみにしているカロリーメイトCM(受験生応援バージョン)です。