「お前どうした?志望校変えるか?」
予想問題をやっているときに、夢現塾の先生に冗談で言われた言葉です。しかし、入試が近づくにつれて自信を無くしていた僕には、ぐさっとくる痛い言葉でした。
入試が近づくにつれて、当然勉強量も増えます。だからこそ、分かっていないところがたくさん見えてきます。そして、自信が無くなっていきました。
「自分が本当に合格できるのだろうか…。」
そして、入試直前の激励授業を迎えます。塾長の目黒先生からの最後の話をいただいたあとに、みんなで叫びました。
「憧れのあの高校に合格するぞ!だって僕たちは夢現塾生だから!」
大声で叫んだ僕は、気づくと自信にあふれていました。まさに、魔法のような最後の授業でした。
「本校に合格」なぜ僕がこの結果を出せたかと自分に問うと、激励授業、みんなで叫んだあの言葉が脳裏にうかびます。
「だって僕たちは夢現塾生だから!」