僕が夢現塾に初めて来たのは、中学1年生の春だった。ちょうど海外から日本に戻ってきたところで、突然塾に通わされたので、とても緊張していたことを覚えている。だが、高橋先生の一言で、そんな緊張は吹き飛んでしまった。「高橋亮」とおもむろに黒板に書くと、「これはな、小栗旬って読むんだぞ。」と言われ、ここが本当に塾かと少し疑いつつ、大笑いした。このセリフにはバリエーションがあるのが個人的にはツボだ。
今思うと、塾にいる時間はとにかく楽しかった。たとえ他の場所で辛かったことがあっても、夢現塾があったから頑張れた、僕はそう思う。僕のことをとにかく褒めちぎってくれて、支えてくれた先生方の言葉があって、今、僕はこうして充実した生活を送れている。
ありがとう夢現塾。僕が成長できたのはこの塾のおかげだ。