夢現塾に初めて足を踏み入れた日、初めて授業を受けた日を、私は今でも鮮明に覚えています。あーりんの今となってはおなじみの自己紹介や、安田先生のほとんど聞き取れなかった英語の挨拶など、クセ強めの先生が多いなと思いました。そんな先生方の授業は本当に充実したもので、勉強についてはもちろんのこと、心や気持ちの面でも支えられてきました。あーりんの授業はとても面白く、一度も笑わなかった日はないのではと思うくらいでした。髙須先生は大きすぎるくらいのパワフルボイスで、今日は理科の授業だなといつも思わせてくれました。また、私が教科書を一向に持ってこなくても怒ることなく、逆に笑い話に変えてくださったこと、とても感謝しています。安田先生は、最初こそクセが強い先生だと思っていましたが、分かりやすさを極めたかのような、頭にすごく入ってくる教え方で、私の英語は安田先生あってこそだと感じます。特に印象に残っているのは、「リスニングはメモをとるな」という言葉です。今までメモをずっととってきた私には信じられない言葉で、衝撃的でした。でも、実践してみると、内容の理解がしやすくなり、点数も安定してとれるようになりました。目黒先生は、最初は怖い感じの先生だと思っていましたが、話してみると生徒一人ひとりを思っている愛情深い人だと感じました。そして高橋先生は、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉をかけてくれて、模試の結果で沈んでいるときには笑わせようとしてくれて、心の温かい人だと感じました。技もたくさん伝授していただき、数学を好きになれたのは高橋先生のおかげです。
たくさんの思い出が詰まった夢現塾や先生方のもとを離れてしまうのはとても辛いですが、これからは自分の足で進んでいきたいです。次に会うときには良い報告や成長した姿を見せられるようにしたいです。